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近すぎず遠すぎない、ちょうどいい関係|7月22日(水)みんなのオンライン教室レポ

「みんなのオンライン教室」運営メンバーの松井(トモさん)です。

7/22(水)午前枠「トモさんクラス」は、3名の参加。

うち1名は、初参加の子です。

初めての子がいるせいか、こどもたちのテンションがいつもより高め。

初参加の子から「今日は何するの?」という質問が出たので、いつも参加している2人に振ってみると、

「何も決まってない」
「自由な時間、それだけ」

という返答が。

そう、「トモさんクラス」は、何も課されず何も求められず、自由に過ごす時間です。

「ポケモンが好き」
「わたしは鬼滅のほうが好き」

わたしから自己紹介を促すまでもなく、お互いのスキ紹介が始まりました。

いつの間にか、画面共有機能で自分のスキをアピールし合っています。

お互い遠くにいるこどもたちが、画面を通してあっという間に仲良くなっていくさまは圧巻です。

ただ、初参加の子は、「何して過ごしてもいい」という環境にやや戸惑っている様子。

「ゲームしてもいいの?」

と言うので、「いいよー」と告げると、ポケモンシールドをプレイし始めました。

その子のプレイ画面をみんなで観ながら、いろんな会話をし、ワイワイ過ごします。

ゲームというのは、こどもたちをつなげる有能な媒介ですね。

正直、ゲーム領域に関しては、わたしよりこどもたちのほうが知識も経験も圧倒的に上。

いろいろ教えてもらおうと質問していくと、その子はすごく丁寧に返してくれます。

他の子からも「説明うまいね」と太鼓判を押されていました。

こういうこども同士の「気づきシェア」も、いいなーと思います。

そのうち、違う子の画面で「あつもり(=あつまれどうぶつの森)」が始まりました。

スクリーンショット 2020-10-10 14.03.12

それぞれが違うゲームをして、それがZoomで共有され、そこにいろんな会話が飛び交うという一風変わった光景。

おとなの固定観念が及ばない場だからこそ、こういう光景が生まれます。

授業終了後、初参加の子の保護者とメッセージでやり取りしたんですが、「戸惑いながらもこの場を楽しめた」そう。

良かった、良かった、ひと安心^^。

保護者の方とやり取りしていて、1点、気づいたことがあります。

それは、「こどもはたくさんの目で見てあげたほうがいい」ということ。

親って、どうしても「できていない」ことのほうに目がいってしまいます。

でも、こちらから見れば、たくさん「できている」んですよね。

距離が近すぎないからこそ、見えることがありますし、保護者じゃないからこそ、思い切って肩を押してあげやすい。

いろんなおとながいる場へ、こどもを連れ出してあげましょう。


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