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プラボウォ=ジョコウィ関係/ロンボクだより(日本語の先生になりたい)/ラサ・サヤン(システム改革の秘訣)/天国の暗部と真夜中の1分前/映画往復書簡(地方映画が訴える女性の地位)
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記事一覧
[2024/03/08] プラボウォ=ジョコウィ関係の行方~選挙不正疑惑と新政権をめぐる二人の思惑~(松井和久)
~『よりどりインドネシア』第161号(2024年3月8日発行)所収~
総選挙委員会(KPU)による開票確定結果の発表はまだ少し先だが、2024年10月20日に任命される正副大統領は、プラボウォ=ギブラン組でほぼ確実という情勢となり、インドネシア政治もポスト・ジョコウィを見据えた動きへとシフトしつつある。通常であれば、内閣も国会も残務処理の雰囲気が漂うのだが、今回は、10月までの8ヵ月の間に様々な
[2024/03/08] 天国の暗部と真夜中の1分前(太田りべか)
~『よりどりインドネシア』第161号(2024年3月8日発行)所収~
ふと目に留まった作家・AV監督の二村ヒトシ氏のコラムがおもしろかった。1985年にスティーブン・スピルバーグが手がけた『カラーパープル』をリメイクしたミュージカル映画についての話だ。ミュージカル版『カラーパープル』は2023年製作、監督はブリッツ・バザウーレ、主演ファンテイジア・バリーノ、製作総指揮にはスピルバーグも名を連ねて
[2024/03/08] 往復書簡-インドネシア映画縦横無尽 第76信:地方映画が訴える女性の地位~映画『ロテ島の女』、『オルパ』、『マルリナの明日』より~(横山裕一)
~『よりどりインドネシア』第161号(2024年3月8日発行)所収~
轟(とどろき)英明 様
早いものでもう3月ですね。インドネシアではまもなくイスラム教徒にとっての断食月が始まろうとしています。毎年、レバラン(断食明け大祭)は西暦のカレンダー上では約十日ずつ前にずれていきますが、私がジャカルタに初赴任した2000年前後は丁度年明けから年末へと移動する時期でした。このため、職場から出す時候挨拶