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丁寧な珈琲、お茶|わたしの豊かさ#17

日々のささやかなひと時に欠かせないのが珈琲やお茶です。
大人になるにつれ、この嗜好品という味覚や嗅覚を楽しむために摂取する飲料(wiki解説)が愛おしくなります。

この記事ではわたしが日々飲んでいる美味しい珈琲やお茶を紹介したいと思います。

丁寧な珈琲

tsuzuru(ツヅル)|Pure Drop Coffee

染色工芸作家の柚木沙弥郎さんがデザインされたロゴだそうです。

tsuzuruさんの珈琲は、カビ豆や欠点豆を丁寧にピッキング、洗って汚れを落とし水蒸気焙煎をするARMS METHODという方法で焙煎されています。

嗜好品としてだけでなく、
ハーブの様にあなたの心と身体を癒し、
整える珈琲。

tsuzuruさんの珈琲淹れ方説明書に記載されている言葉

通常、輸入された珈琲というのはそのまま焙煎されるそうなのですが、中にはカビている豆も多いのだとか。珈琲で具合が悪くなるという人の大半が、珈琲にこのカビやゴミが混入されていることが原因ではないか、と言われているそうで、tsuzuruさんの珈琲は、一粒ずつカビ豆などを取り除いて、さらに洗って丁寧に焙煎されています。”ハーブの様に”という言葉の通り、繊細で身体に沁みこむような味と香りで、tsuzuruさんの珈琲でしか味わえない贅沢さがあります。

夫が淹れてくれた珈琲

パートナーも珈琲が好きで、最近は自宅で焙煎の練習もしています。
初めて焙煎した日は豆を焦がして黒い煙でキッチンを包んでいましたが、二回目はとても美味しかったです。生豆を仕入れてtsuzuruさんのように丁寧にピッキングして、慎重に焙煎して好みの濃さを研究しながら淹れてくれる珈琲は、わたしが淹れるより断然美味しく深みがあるので大好きです。

珈琲を飲むときのカップは陶芸作家の新井真之さんの作品。お茶好きな息子用にもオーダーメイドで作っていただき、新井さんは作品だけでなくお人柄も魅力的な方です。

丁寧なお茶

JING TEA(ジン ティー)|Earl Grey

缶のモダンなデザインも気に入っています!

以前、東京のマンダリンオリエンタルホテルに宿泊したときにアメニティで頂いたこちらのアールグレイが、今まで飲んだアールグレイティーの中で一番美味しい!と衝撃を受けました。すぐに自宅用に注文して、友人への贈り物の定番にもなっています。

JING TEAはイギリスの高級紅茶ブランドで、東洋医学の学位を取得した創業者が世界中を旅して茶文化を学び、昔ながらの茶園で何千回もの試飲から厳選して最高の茶葉を使用しているそうです。マンダリンオリエンタルをはじめ世界中の高級ホテルのアフタヌーンティーとして採用されていて、これまでホテルやレストランでしか味わえなかったのですが、数年前にWEBで個人でも購入できるようになりました。

中尾紅茶

取扱い店の「自然派きくち村」さんには他にもオススメ品がたくさんあり、お世話になっています!

いつも置いておきたいこちらの紅茶。
わたしが住んでいる熊本県菊池市で農薬などを使用せず自然栽培されている茶葉を丁寧に発酵させて作られていて、淹れると赤い色が美しくて、口の中が高貴な香りと潤いで満たされるような紅茶です。お出かけにポットに入れて持っていくと出先でも小さな楽しみができます!

川根茶(かわねちゃ)

息子と大井川鐡道・千頭駅にトーマスを見に行ったときに寄った「丹味」さんという蕎麦屋さんで飲んだのが川根茶です。お蕎麦も絶品でしたが、お茶の美味しさに衝撃。元々緑茶は好きでしたがこんなにずっと飲んでいたい緑茶ははじめて。そのお店からすぐ近くの川根茶販売店へ直行してお話を聞いて、いくつか購入しました。

川根茶の茶園は山の斜面が多く、全国有数の雨の里とのことで、肥沃な山の大地と豊富な水、それから農家さんがススキを草マルチのようにして茶園に敷くなどの自然的な土づくりを大昔からされている歴史があり(世界農業遺産に認定されたそうです)、味に深みに繋がっているのかも。さらに川根茶師と呼ばれるプロが考案した技は現代の製茶機械のモデルにもなっているのだとか。
ティータイムは珈琲か紅茶が定番だったのに突如ランクインした川根茶。今年もまた現地へ伺ってさらに深めていきたいです。

美味しすぎて川根茶入りクッキーを焼いて、川根茶を淹れて頂きました。最高でした。

金萱茶(キンセンチャ)

最後のご紹介。
先日近所の予約の取れない台湾料理店SUMIに奇跡的にランチに行けた日。お料理の数々はどれも絶品だったのですが、いただいた金萱茶という台湾茶が、ミルクティーのような甘さでビックリ美味でした。甜茶のような自然な甘み。すぐに調べて購入して淹れてみたのですがお店で飲んだ感動とは違う、、淹れ方なのか茶葉なのか。とにかくこれは現在研究課題。お家でもあの味わいを楽しむために探求が続きます。

ご紹介した愛飲茶たち

美味しいと思うお茶には、全てにおいて、その歴史、伝統、技、製造過程に人の丁寧な手仕事があり、その丁寧さが味や香りの評価点の最高!を上回るだけでなく、それ以上に飲む人にお茶を楽しんでほしい心が日々の暮らしに小さな楽しみと豊かさをもたらしてくれているのだと思います。

この記事は2023年の「豊かさ」に必要な8つのことの中の
3.美味しいものを補完する:丁寧な珈琲、お茶を説明する内容でした。元になる記事はコチラ▼

次回は#18【好きな場所で食べる】#19【好きなひとと食べる】について合わせて書きます。

好きな珈琲やお茶の話ができてすごく幸せでした。
読んでいただき、ありがとうございました!


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