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3年前。
いざ、地域おこし協力隊として移住した訳ですが。

私の場合、メインの任務は確立されていたし、
けん玉を通じてあった事のある人が沢山いる所へ
移住してきた訳なので、
不安や精神的に疲れる事は少なかったです。

これが、もし、
本当に見ず知らずの土地に突然移住していた場合
どんな気分になっていたかは想像出来ません。

が、

言ってしまえば

人生、どうにかなると思っていれば、
案外どうにかなるものです。

ジタバタすることは無いんです。
知らないまちでも、ドッシリ構えましょう。


私の方向性について。

私が着任して数ヶ月は、
翌年に任期満了を控えた
前任の秋元さんと2人体制で仕事していました。

秋元さんは、数々の大会で輝かしい実績を残し、
メディアにも多数出演。
けん玉の仕事で海外にも行ったことがある。
いわば、けん玉界の重鎮。

ただのけん玉好きな私とは、
積み上げてきたものが違いすぎます。

頼りになる反面、

じゃあ私は何をしたらいいんだ?
と、考えるようになりました。


とりあえず。

盗めるものは盗む。

決してお金や私物を盗むという話ではありません。

身近にけん玉界の重鎮がいて、一緒に仕事してる。
こんな恵まれたチャンスはありません。

なので、けん玉における。
・指導法
・パフォーマンスの立ち回り方
を盗もうと考えました。

今現在、市内をはじめ近隣市町村から依頼があれは
けん玉体験だったりパフォーマンスを行ってますが

この頃見たり聞いたりした事に、
私のカラーを加えて今に至り、
とても活かされています。


地域にほどよく溶け込む

移住にあたり、
地域の人々との関わりは非常に重要です。

しかしながら、
ほどよく地域に溶け込む事を
いつも心掛けていました。

地域に新しい風を吹かせたり、
他所者だからこそ見える価値観を、
ずっと大切に持ち続けようと思うからです。

そこから、
新しい発見や発展に繋がる事も、
きっとあるはずだと思います。


変わりモノであり続ける。

見ての通り、奇抜なヘアスタイルです。
「けん玉への溢れんばかりの愛情を、ヘアスタイルで表現しちゃいました」
という大義名分のもと、
私は市役所職員としてあるまじきヘアスタイルで
3年間過ごしました。

ちなみに、面接の時は辮髪が金髪でした(笑)


何事も、話題作りは大切です。

「髪切れ」
「お前が主役じゃない」

特に御年配の方々から
よくご指導ご鞭撻いただきましたが、
従うつもりは一切ありませんでした。

(俺の人生だから俺が主役だ)と
心の中でいい聞かせてました。


これは、
けん玉への愛情とともに
「ブレない」事への決意なのです。


時には溶け込み、
時には尖って、

よく言えば臨機応変に、
いい方変えれば、八方美人に。

よそ者がムーブメントを起こすには
そこら辺の兼ね合いが重要だと
今でもひしひしと感じています。

常に「自分」を持ち続けることです。

(つづく)

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