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『蜘蛛の巣』

ある団地の一室。 誘拐された男達は女に性奴隷とされて、部屋の中で遺伝子を未来に残していく宿命を背負わされる。それはまるで部屋自体が蜘蛛の巣であり、女は雌蜘蛛。男は雄蜘蛛として存在するようだった。 役目を終えた男達は、実際の蜘蛛と同様の結末を辿るのだ…。 旦那が謎の失踪を遂げてから、あらゆる手段を尽くしてこの部屋に辿り着いた妻。 たまたま部屋に空き巣に入った乱暴な男。 そんな人達も関わって、事件は展開していく。

    • 『スティグマ』

      2021年3月27日上演 ゼロゼロ倶楽部 「スティグマ」 【脚本・演出・役者・その他諸々】 松下晋也・守田立吾 【バックステージマネージャー】 会田和実 【あらすじ】 10歳の時に母を亡くしてから、父と二人で暮らす私。 そして22歳になった私は、父の知られざる真実を掘り出してしまう…。

      • 『鳥の大群』

        ゼロゼロ倶楽部 2018年12月末日上演 脚本・演出 松下晋也、守田立吾 【あらすじ】舞台はヒトが卵を産む世界。ここでは血のつながりが最重要。それ以外は、家族の愛情も思い出も一切存在しない。捨て子のボロは優しい夫婦に拾ってもらう。が、しかし、母親のお腹には新しい卵が宿っていた。ヒトはオスとメスの魂を半分ずつ、二匹の子に継承する。もし母親が2つの卵を産んでしまったら、ボロは再び捨てられてしまうかもしれない。そこで、ボロが取った行動とは…。

        • 『偽物』

          ゼロゼロ倶楽部 2020年3月20〜22日上演脚本 「偽物」 脚本演出・松下晋也 【あらすじ】 物語を書く内気な少年と、それに魅せられる少女。 二人は親の都合で離れ離れになってしまう… そして13年後 小説家を目指してひたむきに努力する日々を送る青年。 少女時代の幻影を忘れられず憂鬱な日々を過ごす女。 それを取り巻く人々の暮らしが、交差する… 【公演時間】 1時間20分 【劇場】 上野小劇場 【キャスト】 江頭泰之 小坂光 齊藤みのり 瀧弘隆 藤本ティファニー 守田

        『蜘蛛の巣』

          まだ一度も使われたことのなさそうなツッコミ集

          「横綱なのに8番セカンドなのかよ!」 「二段ベッドの上で寝てるおばあちゃんがいるか!」 「いや、たしかにマスクの内側にティッシュ入れてる人いるけども!」 「トマトが野菜か果物かなんて死ぬ間際にはどうでもええねん!」 「なんで冷蔵のスペースより冷凍のスペースの方が大きいんや!」 「先輩舐めるの下手っすね!」 「味付けが丁度いいから殺すぞ!」 「いや、二階から目薬どころか五階からコンビニのお寿司についてくるちっさい醤油の一滴やな!」 「ホテルのアメニティグッズぐらい持ち帰っても使

          まだ一度も使われたことのなさそうなツッコミ集

          コント・天狗バイト

          ◯下駄に、葉っぱのうちわを持った赤い人。鼻が長い。翼が生えてる。 男「あのー、」 赤い人「あ、はい。」 男「ちょっと道をお聞きしたいんですけど、地元の人ですか?」 赤い人「あー、はい。地元です。」 男「あ、よかった。あの、高尾山に行きたいんですけど、こっちで合ってますかね。」 赤い人「あー、逆ですね。あっちです。」 男「あ、そうなんですか。あっちですか。」 赤い人「ここからだとちょっと遠いですから、バスに乗って行った方がいいですよ。すぐそこにバス停ありますから。」 男「わか

          コント・天狗バイト

          コント・神ちゃま

          ◯白いマントを羽織った宗教集団。 教祖「僕はね、神ちゃまの意思をそのままコピーできるんだよ⤴︎神ちゃまの頭の中のデータを僕ちんの頭に送ってくれるの⤴︎だから僕は神ちゃまと会話は出来ないけど、一方的に受け取ることだけは得意なんだよね⤴︎」 インタビュアー「へぇー、そうなんですね。ところで、さっき神ちゃまの意思をそのままコピーできると言ってましたが。」 教祖「うん。たしかにそう言ったね⤴︎」 インタビュアー「それを言うならファックスじゃないですか?」 教祖「ん?」 インタビュアー

          コント・神ちゃま

          コント・夏の思い出

          ◯真夏。セミが泣いている。 ◯何故か優しいおじさんが、小さな女の子(幼女)に話しかけている。 ◯幼女はアイスクリームを舐めている。 おじさん「昔は道端によく犬のウンチが落ちててね、おじさんはそれをツチノコと勘違いしたことがあったんだよ。」 幼女「……。」 おじさん「あれは可笑しかったなぁ。おじさんがまだ小学生だったかな。まさかツチノコに出くわすなんて思ってなかったから腰抜かしちゃってね。でもなんか、おかしいな。なんで全然動かないんだろうって恐る恐る近づいてみたら、それ犬のウ

          コント・夏の思い出

          コント・言ったじゃん!

          ✖︎「うわー、マジか。昨日の合コン、そんなにレベル高かったの?行けばよかったなぁ。」 ◯「だから言ったじゃん!来た方がいいって。」 ✖︎「いやいやいや、お前そんなに期待しない方がいいとか言ってなかった?」 ◯「言ってない言ってない。だから言ったじゃん。とりあえずフットワーク軽くなきゃ損するって。」 ✖︎「いや、いつ言ったんだよ。あー、マジで行きたかったなぁ。」 ◯「だから言ったのに。後悔後に立たずって。」 ✖︎「言われてねぇって。国語の先生かお前。さっきから言った言ったうるせ

          コント・言ったじゃん!

          コント・褒めすぎてくる奴

          ◯感謝してくれるのは有り難いけど、感謝し過ぎてきて鬱陶しいやつ 田中「あっ、山本君山本君。」 山本「先輩おつかれさまです。」 田中「頼んだ資料まとめてくれてありがとね!バッチリだよ!」 山本「ありがとうございます!」 田中「やっぱり山本君は仕事が早いし丁寧だし、助かるよ!」 山本「そんなことないです。ありがたいです。」 田中「うん。これからも頼むよ。」 山本「もちろんです。こちらこそ、よろしくお願いします。」 田中「うんうん。そうゆう謙虚な姿勢も山本君の良いところだね。最近

          コント・褒めすぎてくる奴

          コント・鼻毛出てるよ

          ◯最近仕事が忙しいんだよなー。 ✖︎ふーん。大変だね。 ◯え、お前はどうなの? ✖︎俺も忙しいよ。責任も増えてきたし。 ◯だよなー。 ✖︎でも、それも悪くないかなって。だって自分が選んだ会社と人生だろ? ◯まあ。 ✖︎ちょっとストレスがあった方が燃えるっていうか、 ◯… ✖︎そうゆう頑張ってる自分嫌いじゃないし。 ◯…うん。 ✖︎お前も、現状を楽しんでみたら?人生変わるよ? ◯なるほどね。お前、鼻毛出てるよ? ✖︎…。 ◯…。 ✖︎(鼻をこする。) ◯まだ出てる。 ✖︎あ、ま

          コント・鼻毛出てるよ

          コント・未成年飲酒

          ◯うわー、やばい。 ✖︎どうしたの?凄い体調悪そうじゃん。 ◯昨日飲み会でさ、朝までめちゃくちゃ飲んで、今、超気持ち悪い。 ✖︎お前まじか。まだそんな無茶やってんのかよ。水買ってきてやろうか? ◯頼むわ。こんなに酔ったの大学一年の時以来だわ。 ✖︎え?大学一年? ◯うん。 ✖︎大学一年ってまだ未成年じゃなかった? ◯え? ✖︎まじか。…お前、まじかよ。…友達が、嘘だろ。友達が犯罪を。 ◯え、どうしたの?とりあえず水を買ってきてもらえると… ✖︎ごめん。無理だ。罪を償うまで友達

          コント・未成年飲酒

          コント・発想がマフィアな奴

          ◯うちの上司本当にムカつくわ〜。歳上だからって偉そうによー ✖︎そうなんだー ◯部下の手柄も全部横取りしやがってさ。本当にムカつくわ。 ✖︎ふーん。じゃあやっちゃう?(ピストルを取り出す。) ◯え? ✖︎その人の名前は?今から始末してきてやるよ。 ◯え、いや、そこまでしなくても ✖︎遠慮すんなよ。友達だろ? ◯…あ、でも、あの上司も案外良いところもあるんだよ。この前も、ちょっとしたアドバイスくれたし。 ✖︎本当に? ◯本当だよ。大丈夫だから。 ✖︎ならよかった。また嫌なことあ

          コント・発想がマフィアな奴

          コント・金より名誉よりウケが欲しい

          (えー、社長がまだいらっしゃっていませんが、会議を始めていきましょう。まずは、…あ、社長。) 社長「いやいやいや、遅れてすまない。あ、通り過ぎちゃった。いいからいいから、座って、始めましょう。えー。今日集まってもらったのは他でもない。今期の売り上げ目標についてだが、まだ半分しか達成できてないことは皆も承知だね?この時期に半分というのは、大分まずい。どれくらい不味いかと言うと、一方通行の道なのに進入しちゃった時ぐらい不味い。いや、それより不味いかもしれない。一通に入った時は切符

          コント・金より名誉よりウケが欲しい

          コント・大貧民のローカルルール

          まさる「あ、しんじ!」 しんじ「おう。」 まさる「大貧民やってるんだけどやらない?」 しんじ「大貧民?あぁ、やるやる。大富豪のことね。」 まさる「え?何言ってるの?大貧民だろ?」 しんじ「なんかさ、地域によって呼び方分かれるらしいよ。うちの地元では大富豪って呼んでた。」 まさる「そうゆうことか。たしかに大貧民ってローカルルールとかも沢山あるもんな。」 しんじ「あるある。イレブンバックとか革命とかな。」 まさる「何それ。どっちも知らないんだけど。」 しんじ「イレブンバックと革命

          コント・大貧民のローカルルール

          コント・オーバードーズ

          ◯男2人がいる。 大野「うぃっす。」 山田「あ、大野。おはよう。」 大野「あれ?山田?」 山田「え?」 大野「どうした?なんか暗くない?」 山田「あぁ。いや、実はさ。さっき財布落としちゃってさ。」 大野「まじか。いくらぐらい入れてたの?」 山田「3万。」 大野「3万か。それは痛いな。」 山田「痛すぎるよ。ほんとショックだわ。」 大野「今日困るでしょ。ちょっと貸してやろうか。」 山田「それは有難いけど、悪いって。」 大野「いいよいいよ。貸してあげる。いくらぐらい貸せばいい?」

          コント・オーバードーズ