マガジンのカバー画像

アオマスの詩集

245
フワフワと頭に浮かんでいる言葉たちを一本の糸にするように紡いでいき、詩にしてみました。様々な感情に揺さぶられながら、それでも言葉にしてみたい愛や希望などを詩にできたらと考えていま…
運営しているクリエイター

#エッセイ

なんとなく、生きてる。

 なんとなく、生きてる。怠惰な人生。  他人に興味ない。仲良しだけ大事。  夢はないし、…

蒼乃真澄
1年前
12

青い鳥、真澄の空を飛ぶ『真澄の空』

青い鳥になった僕は羽を広げて飛ぶ。 遥か先へ、世界の果てへ。 真澄の空は見えるか? 自由な…

蒼乃真澄
1年前
12

それでも、僕は恵まれている。『真澄の空』

優しい家族。 優しい叔母と祖父。 優しい友人。 僕は恵まれている。 たくさん傷ついてきた。 …

蒼乃真澄
1年前
7

適応障害『真澄の空』

何もできない。何も考えたくない。 一寸先が真っ暗闇。 まるで、深海を彷徨っているよう。 僕…

蒼乃真澄
1年前
16

やはり、僕は異星人でした。『真澄の空』

変人、おい、変人。お前だ、真澄。 お前は馴染めない。変人だから。 いや、言い方を変えようか…

蒼乃真澄
1年前
9

2018年、2月28日。『真澄の空』

簡単に言ってしまえば、ちょっとした金銭トラブルだ。 もっと言えば、僕らは悪くない。悪いの…

蒼乃真澄
1年前
7

桜になった祖母『真澄の空』

祖母は桜になった。 ピンク色で、美しい花に。 そして、それは永遠に枯れない。 落ちることを知らない、幻。 死は、いずれ訪れる定め。 僕ら遺された者はそれを受け入れる。 苦しいが、前に進んでいく。 祈りを捧げることが唯一できること。 限りある時間を生きる人間。 その中で、慈しみを恵んでくれた祖母。 僕は何もしてあげられなかった。 一度くらい、料理を振る舞いたかった。 祖母は月になった。 決して隠れない、永遠の月。 光はおぼろげに、しかし確実に灯る。 僕はその光を受け入れ、

ほぼ、ロンリー青年『真澄の空』

朝、電車に乗る。満員電車。 広告はコンタクト、塾、ブランド物。 エアコンはそれほど風吹かず…

蒼乃真澄
1年前
7

ソラン『真澄の空』

シュナウザーを見ると思い出す。 ソラン、よく吠えていた愛犬。 縦横無尽に駆けていくパワフル…

蒼乃真澄
1年前
9

空手 〜礼に始まり礼に終わる〜『真澄の空』

僕は小さい頃からいくつか習い事をしていた。 英会話、それからそろばん。 だけど一番メインで…

蒼乃真澄
1年前
11

努力は報われません。『真澄の空』

パチン。竹刀で面を打つ音。 中学時代、僕は剣道部で鍛錬を積んでいた。 誰よりも真面目に一生…

蒼乃真澄
1年前
12

ロッツォ『真澄の空』

僕の家には、ピンク色の熊がいる。 名前はロッツォ。すでに12年の付き合いだ。 彼は読売巨人軍…

蒼乃真澄
1年前
10

漏れる。『真澄の空』

あなたはおしっこを漏らしたことがありますか? 僕はあります、小学校5年生のときに。 これは…

蒼乃真澄
1年前
6

指人形『真澄の空』

僕が人生を通じて人と遊んだ数はどれくらいだろう。 そのうち、小、中学校時代に遊んだ回数はどれくらいあっただろうか。 おそらくだが、一割にも満たない。 なぜなら、人と遊ぶことが嫌いだったから。 主体性が皆無だった僕は、ずっと流されていた。 だから面白いと思えないことにも付き合っていた。 だけど、それは学校が終わるまでの話。 学校が終われば、僕はまっすぐ家に帰った。 人間の友達は一人もいなかった。 代わりに、僕には指人形があった。 総勢二百を超える彼らが僕を出迎えてくれた。