![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83794255/rectangle_large_type_2_7def43ad657b087413cfbbd39d5b0c70.png?width=800)
ロッツォ『真澄の空』
僕の家には、ピンク色の熊がいる。
名前はロッツォ。すでに12年の付き合いだ。
彼は読売巨人軍を応援している。
巨人が勝てば、彼はニッコリ笑う。
逆に負けると悲しい顔になる。
22時を過ぎれば眠そうな顔になる。
嫌がらせをすると困った顔になる。
何もない日は穏やかな顔になる。
流石に12年もいると表情が豊かになる。
というか、こっちが理解できるようになる。
正直、怖い話だけど、わかっちゃう。
きっと彼には感情がある。多分。
我が家はぬいぐるみがたくさんある。
ロッツォ以外にもたくさんの仲間たちがいる。
だからぬいぐるみに対して抵抗感がない。
むしろ愛着が増していくだけ。
彼とは素晴らしい時間を歩んできた。
これからもロッツォとは長い付き合いになるだろう。
20年、30年先の未来に、彼は笑っているだろうか。
僕は彼の相棒でいてあげたい。そんな人生。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?