よくある塾のよくある懸念/高校も問題視している
近年、よく耳にするので、企業塾、民間塾に対する懸念を書いておきます。
それは、
企業の営利目的のために、塾サイドが、志望校（高校）や志望学科を身勝手に、点数（成績）で振り分け、決定してしまうこと。
いわゆる、合格実績や合格者数稼ぎ、のひとつ。
これは、本人が何を学びたいか、どんな進路へ進みたいのかを無視した行いです。
特に、受験生ともなると、ご家庭も含め、不安や恐れも大きくなるため、塾の進路指導に頼りたいと言う心情になりやすい。
それをうまく利用しているとも考えられます。
いかにも本人のため、と言わんばかりにそれはなされるわけです。
高校によってはこれに気づいているところもあるようで、問題視されているとも聞いています。
他人が決めた進路ですから、入学した後で、本人が苦しむということも出てくるでしょう。進学先の高校の先生もこれについて敏感になるのは当然です。
弱い立場の消費者の、不安や恐れといった感情を、自分たちの利益のために利用する。
ですから、消費者としては、自己選択、自己決定を大切にし、他者に「依存」しないことが求められます。
おそらく、書く人がいないことなので、書いておきます。
（おわり）
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