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北海道1人旅②

北海道1人旅の2日目。この辺は記憶がかなり曖昧。


10時ごろ? 後輩の家に泊まって朝を迎えた。北海道は広大だが、この日は札幌から比較的近い小樽へ行く予定だ。後輩と一緒にローソンへ行って朝食のパンとコーヒーを買った。後輩とはローソンで別れて私は電車で小樽へ向かった。

11時半ごろ 小樽駅へ到着した。港町感が溢れている。それにしても修学旅行生が多い。まずは移動のためのレンタサイクルを借りに行った。学割の効くボロい自転車屋さんを選んだ。赤いハイカラな自転車にした。

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それからはしばらく周辺を自転車で走ってみたり、船や港、鳥の写真をなんとなくたくさん撮った。

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13時ごろ お昼を食べようと「鱗友朝市」という食堂へ入った。この辺では有名だそう。サーモンとイクラの海鮮丼をとった。

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食事の後は自転車でぶらぶらと走った。走っているとショッピングモールらしきところがあったので、行ってみた。「ウイングベイ小樽」というところらしい。ぶらぶらと歩いて店内のベンチで昼寝をしたことだけは覚えている。目覚めはなぜかまぁ気持ちがよかった。後輩の家の床で寝ていたからだろうか。

夕方ごろ 自転車を返し、電車で札幌へ戻った。この日は23時札幌発の稚内行の夜行バスに乗る予定だ。それまでは札幌をぶらぶらする。

18時ごろ? ATMでお金を降ろしたりなどした。9月の札幌は日が落ちてくると肌寒く感じる。着替えはすべて半袖しか持ってきていなかったので、UNIQLOへ行ってグレーのパーカーを購入した。心強いアイテムとなった。

19時ごろ? どこかのラーメン店へ入ってラーメンを食べた。この頃はまだまだ子供だったので、旅先でもどこでもラーメンを食べていた。確かにラーメンは一人でも入りやすいが、ラーメンはすすり終わるとすぐに退店するという作業的な雰囲気が強い。もっとローカルな店や居酒屋にふらっと入って地元の人を観察するなどすべきだったと今は後悔している。

食べ終わってからは街をぶらぶらした。ふと空を見上げると札幌の暗くて冷たい空が広がっていた。すると急にどこか切ないというか寂しい気持ちになった。好きで一人旅をしているとはいえ、暗い空を見ていると、また関西から約1,000㎞も離れた場所にいるとふと考えるとそう思わざるをえなかった。それでもずっと札幌テレビ塔は光を放っていた。

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また、この日大学のゼミの顔合わせ会が開催されていた。顔合わせ会からは約1,000㎞も離れているというのが不思議な感じがした。また、顔合わせ会に出ていないと色々と出遅れてしまうのではないかとも思った。

歩きながらずっと『You Only Live Once』DJ Deckstream feat. 漢 a.k.a. GAMI & 輪入道をリピートして聴いた。このどこか寂しいメロディラインが札幌の空とマッチしていた。

「 You Only Live Once 」そう、人生は一度きり。

23時 稚内行きの夜行バスに乗った。寝て起きれば稚内だ。


3日目へ続く。


頂けたサポートは書籍代にさせていただきます( ^^)