見出し画像

身体の状態からたましいの想いを知る

(引用はじめ)
例えば肩こりであれば、大きな石をドスンと肩の上に落とすと、たいへんな肩こりを生み出すことができるかもしれません。胃の痛みであれば、胃の中にとうがらしをたくさんつめこんだり、やりで何度も何度もつっつくといいかもしれません。この時、大きな石を肩の上に落としたり、やりでつっついたら、痛いだろうな考え、途中でやめてしまいたくなるかもしれません。また、そのように連想していると、実際に肩や胃に痛みが走るかも知れません。しかしそれでもあえて続けてください。痛みにさいなまれるのは、「普段の私」、心理学でいう「自我」の部分です。ドリームボディを見出すには、そういった立場をいったん保留して、症状を創り出す側に気持ちを向けていきます。目を閉じ、呼吸をゆっくりと行い、想像してみましょう。
(藤見幸雄、痛みと身体の心理学)

自我から離れて、ドリームボディの立場から症状を見ると、症状に対応する心理が見えてくるという訳ですね。

先週から腰の痛みがあるので、試しに、寝床に入った折に、腰の痛みを創り出すことをイメージしてみました。すると、細長いまな板のような木の板が、腕や肩、背中や腰、お尻に貼り付けられているイメージが浮かんできました。そしてこれは、従来、しっかりした自分を作りたいという想いを抱いていることに関連したものだと感じられました。しかし今は、しっかりした自分を作る必要はない、水のように滑らかに流れる自分でありたいと思うよとそのイメージに話し掛けておきました。そうしますと、翌朝には、身体は柔らかくなり、腰の痛みのかなり引いていました。

身体に痛みがあったり、凝りがあったり、引っ掛かりがあったり、動きが鈍かったり、乾燥していたり、、、そのようなことに気付いたらチャンスです。そんな身体状態として表現されているたましい(ドリームボディ)の想いはどんなものでしょうか。また、たましいに働き掛けるとどのような変化が起こるでしょうね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?