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日本は陰の木性から陽の火性へ

東洋の五行論では、気は、金水木火土の順に巡っていきます。起点は、その人が生まれた日であり、その組織が形成された日です。

国家の場合には、その国家体制が築かれた日から、気の巡りを測ります。日本国の場合には、明治憲法体制ののちに、敗戦を経て、日本国憲法体制が立てられました。その施行は、1947年5月3日です。天皇主権から国民主権に代わり、基本的人権を尊重し、平和主義を取るようになりました。いまでもこの三原則は固く守られ、さらに浸透してきていますね。

気の巡りは、10年ごとに進みます。陽の五行から陰の五行に移りますので、100年で一巡りということになります。2024年5月で満77年ですから、いまは陰の木性です。算命学では、石門星がこれに当たります。
(篠田法正、「東洋の成功法則」より)

石門星は、しなやかな草花が地面に繁殖するように、調和しながら横方向に広がって行こうとするエネルギーを持つ気です。いま、日本のゲーム、アニメ、音楽、映画、料理、ファッション、観光資源、社会規範などが、世界に大きく広がっていますから、まさに陰の木性の時代のように感じられます。

陰の木性の時代は、個人や企業が、自分軸に基づいて事業を興すには適した時代だと言えるでしょう。そして、3年後に来る陽の火性の時代は、明るさが増し、開放感が高まり、人々の心を満足させる時代。あなたの事業で、ご自身の周りのコミュニティ、日本社会、地球社会の人々の心を満足させるのに適した時代になります。

戦後社会の秩序が壊れていく時代、自分軸をしっかり立てて、事業の種を作り、次の時代に備えましょう。

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