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今、80年代ロシア軍スリーピングパンツを見て考えたこと。

どうも。

osyunです。

前回の投稿から早くも3ヶ月が経っていました...

今年は年始から忙しく、最近ようやく

ゆとりが出てきたので

またボチボチと皆様と共有したい話題を

投稿していきたいと思います。

今後ともよろしくお願いいたします。


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久しぶりの投稿はロシア軍のスリーピングパンツについて。


3月も中旬に近づき、今年着る春服を考えている人も多いのではないでしょうか。

すでに夏服をネットでポチった方もいると思います。

そんなこれからのジメジメとした暑いシーズンに

私が愛用してきたのが、

80年代ロシア軍スリーピングシャツ・パンツです。


3月7日現在、ロシア軍のモノと聞いて

良くない印象を持った方もいるかもしれません。

そんな方もとりあえず

この服の魅力について話を聞いて欲しいです。


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まずはスリーピングシャツ・パンツって何?という話から。

スリーピングと名前にあるようにロシアの軍人さんが寝巻きとして

着用していたものです。

パジャマですね。

シャツもパンツも夏用と冬用で2パターンあり、

冬用は起毛した裏地が特徴で

夏用はコットン100%のサラサラした生地が特徴です。

私が所持しているものは夏用の下パジャマになります。

主に白色のスリーピングシャツ・パンツが多いですが、

私の持っているスリーピングパンツのようにオリーブグレーに

染められたものもあります。



次に私が使っているパンツを見ながら細かい特徴について話をさせていただきます。

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太もも部分にはうっすらと50の文字が。

この番号が刻印されているポイントが

軍モノ古着らしくてロマン心をくすぐります。

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ウエストはゴム入りで楽ちんなイージーパンツ仕様。

古着だからと言ってゴムが伸びているわけでなく、

しっかりと腰で位置を固定してくれます。

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裾は紐で結んで調節するタイプ。

歩いていると解けてヒラヒラするからじゃm...

そこも愛くるしいポイントです。

そして写真にも写っているように

裾の縫い目がすぐほつれてきます。

なんてみっともない...

と思う方も中にはいるかもしれません。笑

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股部分には当て布が施され、ガゼットクロッチ付きの開脚しやすい仕様です。

寝返りがうちやすそうです。


このように古着らしい要素を多く持つ

なんとも憎めないパンツがロシア軍のスリーピングパンツです。

そしてどんなトップスを合わせても大概さまになるところも

名品と言われる所以だと思います。

ユニクロUのエアリズムコットンオーバーサイズTや

ATONの無地Tに組み合わせるだけで

夏の小洒落た着こなしの完成です。

ちなみにロシア軍のスリーピングパンツ、

大体2000円〜4000円くらいの相場で

古着のオンラインショップや古着屋さんで売られています。

手に取りやすいアイテムです。

ぜひ試しに一着手にとってみてはいかがでしょうか。



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最後に....

スリーピングパンツは前回紹介したトレンチコートと同様に

本来はファッションを楽しむ為ではなく

国を守る兵士、戦争で戦う兵士の為に作られたものです。

最近はロシア軍のウクライナ侵攻のニュースを見た後に

自分が持っている軍モノ古着を見ると

この古着一つ一つに戦争の歴史と戦争に対する人の思いが

詰まっているような気がして

なんとも言えない気持ちになります。

特に80年代ロシア軍のスリーピングパンツを見ていると

今起きている戦争がふとよぎります。


ファッション業界では周期的にミリタリーがトレンドに上がり

M47パンツやM65モッズコート・ライナーなどの軍モノ古着が

お洒落アイテム・機能美アイテムとして評価されています。

私自身も初めて軍モノ古着を買った時は

他人と被らないお洒落アイテムとして捉えていました。

しかし、このnoteの投稿の作成にあたり

80年代ロシア軍スリーピングパンツを改めてじっくり見る中で

悲しい戦争の記憶を後世に残していく役割も

軍モノ古着にはあるのではないかと思いました。


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