工藤昌幸

子供はもちろん大人も笑顔の日常を作る。 人材育成を生業とし、食べ歩きを生き甲斐とし、感…

工藤昌幸

子供はもちろん大人も笑顔の日常を作る。 人材育成を生業とし、食べ歩きを生き甲斐とし、感謝を忘れず、自然と日本文化を愛し、生きることを楽しむ毎日。 https://letterpot.otogimachi.jp/users/5033

最近の記事

相性の基準を言語化するとなに?/食とまなびのブログ

相性の良い食べ物はたくさんありますが、バナナとチョコレートは良い相性の代表例でしょう。 相性かぁ。 はて『自分は何をもってして相性が良いと感じるのだろう』と考えてみました。 一説にはバナナとカカオは生産地が似たような場所だから相性が良いと聞きましたが・・・。 うーん、いまいちピンときません。 私なりに出した答えとしては。 両者は互いに甘さが味のベースにありながらも、バナナの酸味とチョコの苦味がマッチするのではないかというもの。 (香りも関係するのではないかと考えましたが・

    • “挽肉と米渋谷店”潜入ルポ/食とまなびのブログ

      飲食業以外の人と食事をした時に感想を言うと驚かれることがある。 へー!そんな風に見てるんだ。そんなこと考えてるんだといった感じで。 私自身にとってはもちろんこれが普通なのだが面白いと感じてくれる人がいるみたいなので書いてみようと思う。 なんせ面白い店だったので。 「挽肉と米」という大繁盛の有名店だ。 吉祥寺が一号店で、私が行ったのは二号店の渋谷店。 有名な店なので一度行きたいと思いつつ、いつも行列しているので敬遠していた。 その日は夜18時過ぎ。声を掛けてあまり待たずに入れ

      • 接客の力/食とまなびのブログ

        初めて訪れるパン屋さんにトキメイテますか? 並んでるパンを見た時、キラキラ輝いて見えますか? はい、そうです。食いしん坊の私のことです。 本当にキラキラ見えるのです(笑) 今回訪れたのは天然酵母のパン屋さん。 お客さんが悩んでいる時こそ、接客が輝くチャンスです。 「お決まりになりましたら…」なんて言ってはいけません。 「看板商品は…」「甘いのなら…」と紹介してくれます。 そこには商品への、店への愛が感じられます。 こういう店が、こういう接客が私は大好きです! 「こっちの

        • 行かないと損する!オススメ飲食店10 2022/食とまなびのブログ

          2022年も残り数日となりました。 今年を振り返ります。 下記10店、それぞれ素晴らしいお店です。 ●2022年に初めて行ったお店であること ●他人にオススメ出来る店であること これが選出の前提です。 ◎選考基準と補足説明 ・今年、初めて訪れた店であること。(あくまで2022年シバリです) ・他人にオススメできる店だと感じること。 ・味だけでなく、接客、内装、価格(CP)、雰囲気等々総合的に判断。 ・特にホスピタリティは重要視しています。 ・リストは順位ではありません。

        相性の基準を言語化するとなに?/食とまなびのブログ

          言葉の力/食とまなびのブログ

          “朝マック”という“言葉”を作り出し世に広めたことが本当にすごいと思う。 人は言葉で思考するし会話する。 要するに、言葉が広まると、人は考えてくれるし会話してくれるようになるということ。 たとえば、牛丼屋も朝営業をしているが、“言葉”がない。 うまい言葉を生み出し、広めることが出来れば朝の利用は必ず上がる。 成功例で言うと、“朝キャバ”だろう。 私は元々キャバクラに興味が薄いので余計感じるのかもしれないが、『朝からキャバクラ?!』と驚いたものだ。 しかし、“言葉”が出来た

          言葉の力/食とまなびのブログ

          たこ焼きとたい焼きは似ている/食とまなびのブログ

          たこ焼きとたい焼きは似ている。 私の中では同じようなポジションにある食べ物なのだ。 昔、たこ焼きはお祭りの屋台で食べるものだったし、たい焼きは親がたまーに買って帰ってくるお土産だった。 どちらも小さい頃から食べてきて慣れ親しんだ食べ物ではあるが、特別な時の食べ物でもあるということだ。 だからであろう。 今でもたこ焼きやたい焼きはただそれだけでテンションが上がる。 笑顔のイメージが沸いてくる。 感謝します。 #美味しさの半分は記憶 #美味しさの理由 #たこ焼き #た

          たこ焼きとたい焼きは似ている/食とまなびのブログ

          行かないと損する!オススメ飲食店10 2020/食とまなびのブログ

          2020年はサンセバスチャンへ行ったり、コロナで自粛期間があったりとかなり変則的になりましたが、下記10店、それぞれ素晴らしいお店です。 スペインで訪問した店を選出するかどうか迷いましたが、2020年はここ無しには語れないのでリストアップしてあります。3店舗だけにしましたが・・・。 ●2020年に初めて行ったお店であること ●他人にオススメ出来る店であること これが選出の前提です。 ◎選考基準と補足説明 ・今年、初めて訪れた店であること。(あくまで2020年シバリです)

          行かないと損する!オススメ飲食店10 2020/食とまなびのブログ

          笑顔溢れる日常を作る/食とまなびのブログ

          先日、あるスーパー銭湯の食堂で食べたパスタが美味しくて大満足だった。 満足度は事前期待値と現実との差で発生するので、言い換えると私は温浴施設の食事に全く期待していなかったと言える。 50才前後の調理人に“美味しいです”と伝えると、ちょっと驚いたような表情の後、満面の笑顔でお礼を言われた。 その顔が頭から離れない。 期待されていない場所で働く人の気持ちはどんなだろう。 その場所であっても良いものを作り続けられる“こだわり”はどこから生まれるのだろう。 自分と向き合い続

          笑顔溢れる日常を作る/食とまなびのブログ

          もの食う人びと/食とまなびのブログ

          辺見庸氏の“もの食う人びと”を読んだ。 強烈だった。 読書感想文が小学生の頃から嫌いだったのに、なぜかこの本を読み終わった今、感想を記しておきたくなった。 素晴らしい文章の感想が私の駄文では到底うまく言い表すことは出来ないことは分かっているが、そもそもこのブログを書き始めた目的は、娘と息子に向けたものだから、恥を捨て駄文をそのままに記すことを良しとしたいと思う。 本の内容は、世界中の戦争、飢餓、貧困、悲しみ、苦しみに満ちている。 がしかし、私が感じたのは戦争や貧困などの壮

          もの食う人びと/食とまなびのブログ

          外食で体作りが出来る店/食とまなびのブログ

          筋肉食堂に行ってみた。 正直言って、色物だと思っていた。 奇をてらった美味しくない料理を食べ、低い満足感で店を後にするのかもしれないと思っていた。 であればなぜ行くのか。 それは、店舗を展開出来ている理由が気になったから。 そして、あるクライアントが似たような店を検討中だったから。 私の思い込みは良い意味で裏切られた。 渋谷店に行った。 店名のネオンもカラフルでメタリックなイメージ。 なんだかひと昔前のイメージ。 着席するとお水やお茶ではなく、プロテインが出てきた。 さ

          外食で体作りが出来る店/食とまなびのブログ

          雨の休日

          最近はもっぱら家で仕事することが増えた。 今まで夫婦の寝室だった部屋が私の仕事部屋兼私専用の寝室になった。 家族はなんの文句も言わずリビングに布団を敷いて仲良く寝ている。 それが逆にうらやましくなり、ある日私も横に寝てみた。 可笑しくなったからそれはやめた。 作業中にふと顔を上げると外が見える。 家は山の中にあるので緑、虫、鳥の声で溢れている。 窓向きの机は集中力が削がれるのであまり良くないらしい。 しかし、私はかなり気に入っている。 鳥の声のBGM、上手からリスが登場。

          雨の休日

          飲食店のオープントレーニング②/食とまなびのブログ

          続きです。 飲食店のオープントレーニング① https://note.com/masayuki_kudo/n/n0a2b1b51a7fc 前回は一つ目のイメージである、回転のことを書いた。 次にもう一つの波形の流れのイメージである、緊張と緩和、不安と自信の揺れ動きの話。 トレーニング開始からオープン日までの期間をオープントレーニング業務として請け負うわけだが、その期間の中で緊張と緩和、不安と自信の波を意識して作り出すことをしている。 トレーニング初期、みな緊張をしている

          飲食店のオープントレーニング②/食とまなびのブログ

          飲食店のオープントレーニング①/食とまなびのブログ

          飲食店の新規開業をサポートする仕事として、オープントレーニング業務がある。 簡単に言うと、お客様のご入店からお帰りまでのオペレーションと接客のトレーニングということになる。 たくさんの開店に携わらせていただいている中で、私が実施しているオープン時の教育のポイントを書こうと思う。 飲食店の開業のタイミングは非常に重要で、近隣の方々からの第一印象が決まる時であり、厳しい評価をされるタイミングとも言える。いわば、そのお店がスタートダッシュを決められるかどうか、もっと言えばそのお店

          飲食店のオープントレーニング①/食とまなびのブログ

          学びの定義/食とまなびのブログ

          やりたいことをやって生きていくのは難しいかもしれない。 自分のやりたいことを他者(生物、無生物)にもメリットのある形とすり合わせる工夫が必要になるからだ。 しかし、ここにこそ工夫のし甲斐があるというものだし、楽しさがある。 そして、まさにそのために“学び”はあるのだと思う。 なんのために学ぶのか? 生きたいように生きるため。 人間は人の間と書くように、ここを学んで成長していく。 子どもたちよ。 しっかりと勉強して、生きたいように生きてほしい。 感謝します

          学びの定義/食とまなびのブログ

          行かないと損する!オススメ飲食店10 2019/食とまなびのブログ

          例年通り、2019年度版のオススメ飲食店10を記します。 毎年ですが、10店に絞るのが本当に難しい。 ●2019年に初めて行ったお店であること ●他人にオススメ出来る店であること これが選出基準です。 ◎選考基準と補足説明 ・今年、初めて訪れた店であること。(あくまで2019年シバリです) ・他人にオススメできる店だと感じること。 ・味だけでなく、接客、内装、価格(CP)、雰囲気等々総合的に判断。 ・特にホスピタリティは重要視しています。 ・リストは順位ではありません。

          行かないと損する!オススメ飲食店10 2019/食とまなびのブログ

          京都人の感覚/食とまなびのブログ

          京都での仕事が多い。 ここ5年位は通算すると1年の内、3か月位は京都にいることになるだろう。 当然、京都には知り合いも多い。 京都というと、寺社仏閣であり、歴史や宮中文化などのいわゆる古いものが注目される。 確かに京都にはたくさんの古いものがある。 その中でも私が個人的に非常に面白いと感じるのが、今現在生きている昔ながらの京都人の感覚だ。 これも京都ならではの古いものの一つではあるが、今現在にも通じる非常に大切な感覚なのではないかと思い、その点について少しだけ書きたく思う。

          京都人の感覚/食とまなびのブログ