面接必勝法 〜内定欲しけりゃ整体にいけ〜

これまで自分の大学院試を経て上京するまでの話を書いていたのだけど、今日はテーマを変えて就活について書いてみようと思う。

ちなみに、こないだまで書いていた記事はこちら。 つづきはまた書きます。


さて、今日は就活、その中でも面接について書いていこうと思う。

実は学部時代から「就活がうまくいかず、どうしたらいいかわからない。相談に乗って欲しい。」という依頼を幾つか受けてきた。(なぜ僕はのかはわからない)
なので、僕自身就活をしたことはないが、就活についてアドバイスをしたり、メンター的なことをしたことがある。

そうやって僕に相談に来る人たちが口を揃えて言うのは、

「面接がうまくいかない。聞かれたことにはちゃんと答えてるんだけど、、」

だ。

そんな疑問の声に応えるべく、面接対策について考えてみた。


【有名企業にはスポーツマンが多い?】

就活説明会や企業訪問、インターンなどに参加したことがある人はわかるかもしれないが、今バリバリ活躍してる人にはスポーツマンタイプが結構多い。ラグビー、柔道、サッカーしてましたみたいな人だ。
もしかしたら、ここに何かヒントがあるのかもしれない。
僕が考えるスポーツマンの特徴はこれだ。


・姿勢がいい
・筋肉がある
・体幹がしっかりしている
・声が大きい、ハキハキしている


例に漏れるスポーツマンもいるとは思うが、やはりこういう人が多いだろう。

上で挙げた特徴、実はこれめちゃめちゃ面接に大事なんじゃないか?


自分が面接官になったと思って考えよう、あなたは急成長中の大手ベンチャーまたは大企業の採用担当だ。日本中の学生がエントリーしてくる。何千人もの就活生と面接をするかもしれない。となると、悪いが全員とは本気で面接していく体力はない。じゃあ本気で聞くやつ、聞かないやつをどこで見分けるか。

ズバリ、

「第一印象」 

だ。

ドアを開けて入ってきた就活生が腰が曲がっていて、がに股歩きだったらどう思うだろうか。僕だったら話は聞かない。その時点でアウトだ。一緒に働きたいと思わないし、仕事が出来そうに見えない。

高校の時通っていた塾の先生がおっしゃっていた。コミュニケーションには言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションがあって、みんな言語コミュニケーションばかり注目するけど、実は非言語コミュニケーションがとても大事だ、と。

面接も同じだ。まず話を聞きたいと思わせなければならない。「人は見た目が100パーセント」というドラマが流行っていたけど、ある意味その通りだと思う。ファーストインプレッションで「いいな」と思ってもらわなければ中身を知りたいとも思われない。

ではどうすればいいのか。


ズバリ、

「必要とされる人材を演じる」

だ。

優秀そうに振る舞う。人当たりがよさそうに振る舞う。そこでスポーツマンを参考にしよう。
まず姿勢を良くしてみる。歩き方を見直してみる。サイズの合ったスーツを着る。面倒くさがらずにアイロンをかける。口角を上げて、ハキハキ喋る。髪は短く清潔感を出す。 
あれを聞かれたらこれを答えようとか考えてるよりずっと簡単で効果的だ。(返答を考えるのはその後でいい)


でも、姿勢を良くするだとか、歩き方を変えるというのは意外に難しいかもしれない。20年間その姿勢、歩き方できたのだから矯正するのはちょっと意識するだけでは直りにくい。

じゃあどうするか、


整体に行こう。



骨盤から見直そう。何年も腰が曲がった歩き方をしてきたのだから骨もゆがんでいる。上半身が腰に据わるようになれば自然と姿勢も良くなるし、歩き方も変わるだろう。無理に胸を張る必要はない。
どうしても直らなかったら友達にでも動画を撮ってもらおう。面接官目線で動画を撮ってもらっておかしいところを直す。また同じことをしておかしいとこを直す。フィードバックをして理想の「できる人材像」に近づけていこう。

声も同じだ。声が小さい人はいきなり大きい声で話せと言われても難しい。無理に声を出そうとすると喉が潰れてしまう。大きい声じゃなくていいから、通る声で話そう。そのためには発声方法を変えないといけない。ボイストレーニングに通ってもいいし、歌を歌うのが上手な人、演劇部の友達、youtubeにも発声方法のトレーニング動画はいっぱいアップされている。


ここまで出来ればまず第一関門突破だろう。まずやってみよう。


面接に限らずなんでもそうだけど、目の前に大きな壁が現れた時どうするか。登った方がいいのか壊せばいいのか、はたまた迂回した方がいいのか。

壊すとなった時にひたすら近くにあった石で叩き続けるのか、それもとちょっとバイトしてお金貯めて粉砕機を買った方がいいかもしれない。出だしはちょっと遅れるけど数日したら石で叩いてたやつはすぐ追い抜いて壁を壊せるだろう。


まず考える、本気で考える。何を求められていて、自分に何が足りないのか。じゃあそれを得るにはどうすればいいのか。全部逆算して考える。最初は演技でもいい。ずっと考え続けて行動し、フィードバックする。こうした癖をつければ、最初は人の真似事も、そのうち様になってくる。

第一志望の面接当日、多分めちゃくちゃ緊張するだろう。


でも大丈夫、ここまで積み上げてきた人は間違いなく「優秀な人材」だ。


まとめ

必要とされる人材を演じよう
・身だしなみを整える
・整体に行って歩き方と姿勢を直す
・ボイトレなどで声の出し方を直す
・面接の様子を動画に撮って改善点をフィードバックする
・目の前の大きな壁をどう攻略するか、問題解決力を磨く


次は面接の時の話し方、しゃべる内容について書く。


–つづく–


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