今日は「防災の日」です。
創設の経緯については前回詳述しています。
46%が備え「なし」
そんな中、衝撃的なニュースを見かけました。
この損害保険大手の調査とは、これです。
損保ジャパンのものですね。
能登半島地震の被災県は除いた数字です。
けれども、ここまで悲惨な数字が出ています。
詳しく見ていきましょう。
調査期間
詳しい内容はこちらです。
この調査は、2024年7月26日~2024年8月2日の期間で行われています。
宮崎県の地震よりも前ですね。
「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」よりも前になります。
知ってはいるけど備えない
この調査を拝読してわかることは「知ってはいるけど備えない」人間があまりにも多いことです。
2024年1月1日は能登半島地震の日なのですが、2023年と同程度ってどういうことですか。
防災の日を知っていても。
大きな自然災害が発生する確率が高まっていると感じていても。
何もしない人が46%もいるのです。
備えている人も十分ではない
備えている人も十分ではないのです。
備えてはいるけれども0円、という人がこんなにもいるのが現状なんです。
0円で何を備えているのか
0円で何を備えているのか、調査から見ます。
長期保存水や非常食(長期保存食)を、一年以上前に買って、そのままにしている人が多いのだろうと推察できます。
或いは、東日本大震災の時に防災鞄を買ってからそのままにしている人が「とにかく備えている」と回答してしまっているのかもしれません。
現状で何が出来るか
46%が備えていない現状で何が出来るか。
残念ながら、秘密で備えることです。
ここまで悲惨な状況下では、テイカーが出ます。
ちょっとぐらい分けてくれても良いじゃないか、と言い始める人間が出ます。
人情として、助けてはあげたいです。
けれども限度があります。キリがありません。
備えてもいないのに、共助だ共助だと言い始めるようなやつ、救っている余裕はありません。
残念ながら、秘密で備え、秘密で凌ぐ。
それが震災時のコツになってしまっていますね。
#防災の日