#20 これから副業を始めようという方へ
ぜひ学んでいただきたいと思っているのが2つ。
①つ目は「お金を守る知識」です。
副業となると、みんなお金を増やす知識ばかりを学ぼうとします。
もちろん限られた時間の中でもう一つの収入源を持つわけですから、時間とお金に高効率な副業を求める気持ちはわかります。
最も多いワナが「お金にお金を稼いでもらう」という投資系の違法ネットワークビジネスで必ず登場するフレーズ。
そして紹介を出せばその方の入れた金額から何%かが入る。
それが実現出来たら最高。
だからみんなそこに飛びつく。
そして騙される。
最悪の場合は逮捕されて損害賠償請求をされる。
結局、財産身包み剥がされる割の合わない結果となります。
そうならないためにも
②「法律」を学ぶのです。
副業で特に関わってくるのが「特定商取引法」
この特定商取引法に対象となるのが
・訪問販売
・通信販売
・電話勧誘販売
・連鎖販売取引(ネットワークビジネス)
・特定継続的役務提供
・業務提供誘引販売取引
・訪問購入
さらに商材がサプリメントなどの身体にまつわる物だった場合は
「薬機法」が出てきます。
病名や体験談は絶対に言ってはいけません。
ご存じない人も多いですが自分の体験談すら言ってはいけないのです。
薬機法なんてものはおかしい!という人もいますが、
水素やサプリの根拠のない過剰なプレゼンが災いし、医師の言うことを聞かずに水素やサプリだけで症状をなんとかしようとして本来助かった命を落としてしまった人が大量に出ているのも事実なのです。
必ず「社内エビデンス」というフレーズを持ち出してきますが、
社内は社内であって公ではありません。
そういう事例が横行したために薬機法はどんどん厳しさを増しているのです。
そして上記の通り、「お金が増える」案件であればさらに厳しい厳しい金融商品取引法で規制されています。
暗号資産のネットワークビジネスはもはや「業」ではありません。
ただのねずみ講です。
「マイニングのマシンを買うんだから商品が介在してるでしょ」
と言われたこともありますが、そんなまやかしは金融商品取引法には通用しません。
マイニングマシン買うなら自分で買ってマイニングすれば良いのに。
連鎖販売取引、ネットワークビジネス形式だった場合は単なる騙される被害者になるだけではなく、伝えることであなたが加害者になるリスクすら含んでいます。
さあ、あなたが行っている、またはこれから行おうとしている副業はどれに該当するでしょうか?
弁護士さん並みの難しい法律を隅々まで覚えて理解する必要はありません。
ネットで基本的な部分を調べるだけでも、騙されない、そしてクリーンな事業展開に可能な十分な知識は身に付くでしょう。
かくいう僕も次なる副業展開に向けて日々勉強を続けています。
簡単には騙されない知識は身に付いているという自信はあります。
投資詐欺には100%引っかからない自信があります。
健全な物販の会社だったとしで、
どの会社がマトモでどの会社が怪しいかもわかります。
ですがまだまだたくさんの法律がありますし、
法律は常に改定されて新しくなっていきます。
常に勉強、常に前進。
↓ 何歳になっても勉強は続けていきたいものです ↓
第1話 プロローグ(序章)
第2話 勉強が大嫌いな少年期
第3話 アルバイトで発見した新たな自分
第4話 ねずみ講で警察に連行された
第5話 大手ネットワークビジネスの会社 ニュースキン登場
第6話 今度は最大手のアムウェイ登場
第7話 業界で急成長中のneways登場
第8話 neways行政処分の衝撃
第9話 保険の外交員になり、金融商品取引法を学ぶ
第10話 月利3%のFXの会社に転職
第11話 なんと詐欺師の会社だった
第12話 大元の会社に助けてもらう
第13話 ここも詐欺師の会社だった
第14話 危機一髪 被害者を救い出す
第15話 警視庁24時(TV番組)に当事者が登場
第16話 山田、スポーツブックアービトラージに挑戦
第17話 次は香港で海外投資?
第18話 偽装通貨で大損した人続出
第19話 勉強するしかない
第21話 何をしているのかよくわからない息子
第22話 両親から託された夢の実現へ
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