#19 勉強するしかない
ある詐欺案件の件で金融庁の方とお話しした時のこと。
「金融商品取引法について、相談や確認が出来る相談窓口みたいなものはあるのですか?」
という僕の質問に対し、
「法律については弁護士などの法律の専門家の方にご確認ください」
という回答…
いやいやいやいや…
そうかもしれませんけど、もっと一般市民が法律を守れるようにハードルを下げる必要があるのではないでしょうかという提案なんですけど。
「詐欺案件(経済犯)に対して罪が軽すぎます。
もっと罪を重くするとか、重罪になれば詐欺を働かないようになるのではないでしょうか?」
という提言に対しては、
「罪に関しては警察に相談してください」
という回答…
いやいやいやいや…
そうかもしれませんけど、法律を守ってやっていこうと思っている人たちが法律を学ぶ場がないのは問題なのではないでしょうか?
アメリカで暗号資産詐欺が流行らないのはかなりの重罪だから割に合わないからみんなやらないんだという話があります。
そして資産家が脱税をしないのも、これまた割に合わないからという話があります。
飲酒運転が一発免許取り消しという厳しい法律になったことで、飲酒運転する人がほとんどいなくなったのと同じ理屈です。
こうやっている今も詐欺に騙されて財産を失う人があとを断たない。
という現状があるにもかかわらず、国はなかなか動こうとしない。
警察も、被害が出てからじゃないとなかなか動かない、と言われてますよね。
だからいつまでたっても詐欺がなくならないのだと僕は思っています。
しかし、こんな今の状況で唯一、詐欺を撲滅出来る方法があります。
それは「個々が勉強して騙されなくなること」です。
こんなことを言うと怒られるかもしれませんが、
誰も騙されなくなったら詐欺は成立しないはずだと僕は思っています。
今の仕事がいつまで続くかという不安、
将来の蓄えは足りるんだろうかという老後の不安、
年金制度は崩壊しているという不安、
コロナ騒動で経験した、経済が回らなくなるなるという不安、
今の日本人は将来に明るい展望が見えていない人がほとんどだという調査結果も出ているようです。
だから副業ニーズが強まりを見せているのです。
そこに待ち構えるのが詐欺師たち。
詐欺師は必ず人の弱みにつけ込んだ行動を取ります。
しかし法律を少しでも知識として知ってれば、「あれ?おかしいぞ?」と未然に防ぐことが可能になるはずです。
↓ 一緒に勉強しませんか? ↓
第1話 プロローグ(序章)
第2話 勉強が大嫌いな少年期
第3話 アルバイトで発見した新たな自分
第4話 ねずみ講で警察に連行された
第5話 大手ネットワークビジネスの会社 ニュースキン登場
第6話 今度は最大手のアムウェイ登場
第7話 業界で急成長中のneways登場
第8話 neways行政処分の衝撃
第9話 保険の外交員になり、金融商品取引法を学ぶ
第10話 月利3%のFXの会社に転職
第11話 なんと詐欺師の会社だった
第12話 大元の会社に助けてもらう
第13話 ここも詐欺師の会社だった
第14話 危機一髪 被害者を救い出す
第15話 警視庁24時(TV番組)に当事者が登場
第16話 山田、スポーツブックアービトラージに挑戦
第17話 次は香港で海外投資?
第18話 偽装通貨で大損した人続出
第20話 これから副業を始めようという方へ
第21話 何をしているのかわからない息子
第22話 両親から託された夢の実現へ
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