#17 次は香港で海外投資?
僕の周辺でやたら「海外口座は金利」といっておばちゃんたちがこぞって香港のHSBC銀行の口座を作ったのなんだのと騒ぎ始めたことがありました。
しかしもともと訳のわかってない方々の言うことは無茶苦茶で、
「香港やシンガポールは税金がかからない」とまで言い出した人もいました。
ちょうどこの頃、ある外資系金融機関に属している友人が超頭脳派で投資事情にかなり詳しく、このような出来事をきっかけに様々なことを学ばせてもらうこととなったのです。
彼からの知識は本当に勉強になりました。
そして「キチンとしている方は法律もキチンと守る」ということがよくわかったのです。
社会的地位の高い方は捲(めく)られるようなことをそもそもしない。
なぜなら捲られて地位と財産を失うリスクを犯す意味が全くないからです。
なんといっても今の時代は街中の防犯カメラはもちろん、車にもカメラが付いていてありとあらゆる角度から常に撮影されている時代。
そしてガーシーさんが有名ですが、素行をインターネットで捲られる時代になってしまったわけですから。
先ほどの「税金がかからない」発言も実は訳わかってない方々の都合の良い理解で、
「いやいや、税金くらい払おうよ」ということと、
「オフショア」をなぜだか無税だと思い込んでいるという、勝手な解釈。
どうやら「投資セミナー」というよくわからないセミナーで間違った情報を教え込まれているにもかかわらず、自分は頭が良くなったと勘違いする人が続出しているということがわかってきました。
ほんと投資の世界は詐欺師だらけなのです。
ここで騙されないために大切なことをお伝えします。
海外の投資案件を日本国内において紹介して利益を得ることは金融商品取引法で禁止されているのです。
それと日本国民である以上、海外の投資案件で増えた場合でも日本国内で申告する義務がありますので無税ではないのです。
結局この香港HSBC銀行口座開設ブームに乗った方々、
その口座は今どうなっているかな。
取引なしで凍結された人が続出してると聞いてます。
なお、日本国内で海外の投資商品を斡旋して手数料を得るのは法律違反のようです。
この辺りの海外系の法律をもっと勉強してみようかなと思ってます。
↓ あなたの法律の認識、合ってますか? ↓
第1話 プロローグ(序章)
第2話 勉強が大嫌いな少年期
第3話 アルバイトで発見した新たな自分
第4話 ねずみ講で警察に連行された
第5話 大手ネットワークビジネスの会社 ニュースキン登場
第6話 今度は最大手のアムウェイ登場
第7話 業界で急成長中のneways登場
第8話 neways行政処分の衝撃
第9話 保険の外交員になり、金融商品取引法を学ぶ
第10話 月利3%のFXの会社に転職
第11話 なんと詐欺師の会社だった
第12話 大元の会社に助けてもらう
第13話 ここも詐欺師の会社だった
第14話 危機一髪 被害者を救い出す
第15話 警視庁24時(TV番組)に当事者が登場
第16話 山田、スポーツブックアービトラージに挑戦
第18話 偽装通貨で大損した人続出
第19話 勉強するしかない
第20話 これから副業を始めようという方へ
第21話 何をしているのかわからない息子
第22話 両親から託された夢の実現へ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?