青嶋将樹

56歳。2021北陸でセミリタイア生活スタート 運用資金5千万円以上。投資歴20余年。…

青嶋将樹

56歳。2021北陸でセミリタイア生活スタート 運用資金5千万円以上。投資歴20余年。数々の失敗を糧に今後も継続します。中国株・米国株等経験だけは豊富。香港・上海・北京に10年以上住みました。これまでの失敗も含め投資初心者から先輩に役立つ記事をUPして参ります!

最近の記事

中国移動の株で(少し)儲けた話

中国移動、China Mobileというケータイキャリアでは世界一の会社があります。何が世界一かってそのユーザー数、その数7億6千万人、すごいでしょ。ここの株価が2015年に110香港ドルをつけた後、ダラダラと下がり続けていたのでずっとをウォッチしていました。 最近、米中の摩擦の一つ、中国軍によって支配されている企業のニューヨーク証券取引所での上場は許さない、上場廃止にするというニュースがかけめぐりました。しかしその後、一旦は撤回されます。投資家への影響が大きいと考えたので

    • 高配当株の落とし穴

      高配当株、初心者やわたしのようなリタイア近い人、リタイアした人は大好きですよね。一年に2回とか4回とか決まった時期にチャリンチャリンとお金が振り込まれるのは“生活費”として助かる、という感覚もあるのでしょう。しかしながら高配当株を保有し続け、その配当金を長期にわたって享受することを戦略にかかげる初心者が陥りやすいパターンがあります。 株価がズルズルと下げ続けてしまう状況で損切りできないケースです。配当金が年5%もらえる銘柄を100で買ったとしましょう(とりあえず税金は無視し

      • 中国南部への投資続けます2

        中国南部への投資が将来性がありそうだという話の続きです。 2018年10月、港珠澳大橋という海上の橋が完成・開通しました。港=香港、珠=中国本土の珠海という都市、澳=マカオを意味します。これで中国本土と香港、マカオが“道路”で完全につながったことになります。総工費1.5兆円以上、2009年の着工から9年で完成です。日本だったらこの規模の工事は20年はかかるでしょう。 もちろんたとえば香港からみればマカオも中国本土も“外国”なので入境検査=イミグレはあるのですが、それぞれへ

        • 中国南部への投資続けます

          中国株への投資ブームが過ぎ去ってだいぶ経ちました。ここ数年はその圧倒的パフォーマンスの良さから米国株への投資がブームというか定番になりつつあります。さらに日本株への投資も一部では見直されつつあるようです。わたしも米国株、日本株への投資はしていますが、中国株香港株へも注力していきたいと考えています。 なんで中国なのか?正直親近感はまったくわかない国ですが、香港や広州に住んでいたいたこともあり、経済の強さ、将来性の高さを肌で感じることができたからだと思います。(なお多くの香港好

        中国移動の株で(少し)儲けた話

          香港株中国株失敗の思い出

          HSBCに口座を開設し、まずまず順調に資産を増やしていきました。ただし総トータルでみると微妙かもしれません。そしてありがちですが成功したことよりも失敗したことのほうがよく覚えているものです。 HSBC自体の株も購入しました。配当利回りが5%以上あり、かつ大銀行ですから安定していました。四半期ごとに配当の支払いがあり、チャリンチャリンとお小遣いがもらえたイメージがあります。香港では配当にも税金はかかりませんので満額が振り込まれます。株価もどんどん上がり、リーマンショック前には

          香港株中国株失敗の思い出

          HSBCで香港株中国株への投資スタート

          2000年代初頭、香港に移住後、HSBCに投資口座を開設、香港株中国株への投資をスタートしました。当時、日本で中国株への投資ブームがおきていました。小泉鉄造さんの「中国株で1億円儲けた!」という本が話題になり、日経マネーのような経済誌でも特集が組まれたりしていました。香港株といえば李嘉誠(Li ka-shing)率いる長江実業、不動産の雄、新鴻基地産(Sun Hung Kai Properties)、不動産を核としたコングロマリット、太古(Taikoo)という“オールドエコノ

          HSBCで香港株中国株への投資スタート

          香港株・中国株への投資 HSBC開設

          香港に住み始めた2000年代初頭、香港のHSBCに普通の銀行口座と投資口座を開設し、投資を本格的にスタートしました。(その直前まで日本でも少し日本株を買っていましたがお遊び程度でした。)HSBCというのはまあ大きい銀行です。大きいってどれくらいかというと時価総額で世界7位です(2018年)。ちなみにシティグループが8位、三菱UFJが12位です。だいたいその規模がわかると思います。イギリスに本部があるのですが、要は安定した金融グループということです。香港のお札まで発行しています

          香港株・中国株への投資 HSBC開設

          ビットコイン(閑話休題)

          ビットコインがすごいことになっていますね。わたしのポートフォリオの変遷等については今後おいおいとして、ビットコインについて軽く。今わたしは0.6だけ持っています。この記事を書いている現在1ビットコイン=310万円なので185万円くらいです。最初に百万円入金したので2倍近くにはなっています。昨日の晩には220万円を超えていました。 ビットコインを初めて知ったのは2012年くらい、上海に住んでいるときでした。中国でも話題になり始めているときでした。当時はわたしは「中央銀行の後ろ

          ビットコイン(閑話休題)

          セミリタイア1年目 税金等の準備④iDeCo

          国が「老後、自分の面倒は自分で見てね」というメッセージが含まれた制度、iDeCoの準備もします。変額年金です。(政府は確定拠出とか耳障りのいい言葉を使ってますが、その特徴は運用によって受け取る額は“変わる”のですから変額年金です) 実はわたし、最後に帰国した2019年の9月からiDeCoに加入しています。セミリタイアした先月までサラリーマンとしての上限、12,000円/月を掛けていました。サラリーマンとしてこのまま60歳、あるいは65歳まで積み立てたとしても12,000円/

          セミリタイア1年目 税金等の準備④iDeCo

          セミリタイア1年目 税金等の準備③年金

          年金も会社が半分払ってくれてたのですよね。ホント我が国は会社にずっと勤めることを前提とした仕組みなんだなあってつくづく思います。昭和の、高度経済成長期のまんまです。そりゃひずみも起きるし、起業家も出てこないね。で、保険料同様これからは自分で年金を納めなければなりません。これまでの厚生年金に別れを告げて国民年金に加入です(厚生年金に加入していれば国民年金に加入していることになるらしいのでこの表現が適当かどうかはわかりません)。今後は基本、収入は見込めないので“免除”を受ける手も

          セミリタイア1年目 税金等の準備③年金

          セミリタイア1年目 税金等の準備②健康保険料

          サラリーマンのころはよかったなあと思えるのがこの保険料です。会社にいれば半分会社が負担してくれます。しかし会社を辞めたが最後、全額自分で支払わなければなりません。今も高齢化率が高く、これから高齢化が激しく進む我が国において保険料はホントにバカ高い。わたしは幸い健康で病院にお世話になることがほとんどありません。ありがたいことではありますが、給料から天引きされる保険料を見るたびにまさに“保険”だなあと感じてました。 さて会社を辞めると保険はそれまでの保険に引き続きお世話になる「

          セミリタイア1年目 税金等の準備②健康保険料

          セミリタイア1年目 税金等の準備①住民税

          セミリタイアしてふにゃふにゃになってのんびりしている場合ではありません。セミリタイア1年目は税金やら保険やら年金やらこれまで会社がやってくれていたことを自分でやらなくてはなりません。そしてこれらについて勉強しないと損をします。 まずは税金、住民税です。住民税は、前の年の1年間の所得に対して1月1日時点の住所地で課税されます。それで6月から払うことになります。何年もサラリーマンをやっていると毎月切れ目なく天引きされるので意識しませんが、会社を辞めるとそうはいきません。忘れたこ

          セミリタイア1年目 税金等の準備①住民税

          セミリタイア生活 今日より早い日はない

          昨年末、56歳と数カ月、遅まきながらセミリタイア生活をスタートさせました。 思えば20年以上前、大橋巨泉先生に憧れて「俺もひまわり生活※を送るぞ」とサラリーマンを続けながら投資に取り組んできましたが、さまざま試練があり、どんどんゴールは遠ざかりました。「あれれ、このままだと普通に60歳になってしまうではないか」と半分見切り発車でえいや!と飛び立ちました。※季節に応じて常に暖かいところ(たとえば冬は南半球)で生活する、太陽を追いかけるように生活するという大橋巨泉先生のライフス

          セミリタイア生活 今日より早い日はない