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セミリタイア1年目 税金等の準備②健康保険料

サラリーマンのころはよかったなあと思えるのがこの保険料です。会社にいれば半分会社が負担してくれます。しかし会社を辞めたが最後、全額自分で支払わなければなりません。今も高齢化率が高く、これから高齢化が激しく進む我が国において保険料はホントにバカ高い。わたしは幸い健康で病院にお世話になることがほとんどありません。ありがたいことではありますが、給料から天引きされる保険料を見るたびにまさに“保険”だなあと感じてました。

さて会社を辞めると保険はそれまでの保険に引き続きお世話になる「任意継続」か国民健康保険のどちらかを選ばなければなりません。わたしの場合は任意継続一択でした。なぜなら任意継続には保険料を決める基礎となる標準報酬月額に上限が設定されているので比較的保険料が安く抑えられるからです。それでも月々3万円以上は支払わなければなりません。これまでであれば会社が1万5千円を支払ってくれていたのです(しつこい)。

これが国民健康保険であればどうだったでしょう。国民健康保険料は住んでいる自治体によって異なるのですが、わたしの住んでいる自治体では、わたしの昨年の年収を考えればなんと(介護保険料も含め)年間90万円を超えます。最初、何かの間違いかと思いましたがおそらく現実です。月々7万円以上です。めまいがしました。家賃と同等です。そのうち衣食住“保”という言葉ができるでしょう。米国のオバマケアが国を二分する議論になったのがわかります。そして我が国はまもなく団塊の世代が後期高齢者になります。どうなってしまうのでしょう。

ところで、これまで国民健康保険“料”と言ってきましたが最近は国民健康保険“税”と税金だということを強調する自治体が多いようです。滞納により(こんだけ高けりゃ滞納もするだろうよ)自治体の財政が悪化、“税”とすることで法律を味方につけ、より徴税力が発揮できるためらしいです。

ということでセミリタイアしたものの、今年は住民税と任意継続の保険料で三桁万円が飛んでいきます(泣)。

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