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#5 夫婦で起業/夢はなくなっていた

株式会社MASAHARU代表取締役 折谷征晴と折谷奈々絵です。
創業70年製造業の三代目から50歳夫婦で起業しました。

夫婦で挑む新たなステージの始まりや
新事業の方向性を見つけ出すまでのストーリーなど
挑戦者としてチャレンジする日々を書きます。

株式会社MASAHARUのnoteに来て頂きありがとうございます!
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本当にありがとうございます!
出逢いに感謝します!

今日は夢について書きます。
起業する時、とても重要なことでした。


小さな頃からの夢

征晴
家業 製造業の三代目社長になること

小さな頃から目標を定め、人生を歩んでいた
周りからの期待に応えようと
専門学校を出てモノづくりの職人として下積後
家業に入り三代目の道へ

ここで夢が叶った
三代目の社長になった

夢が叶ったことが
この後のふたりを
苦しめることになる

奈々絵
手に職をつけて働く 
子供を産むこと

父からの教えがあった。
手に職を付けなさい
プロは土俵を選ぶな
仕事は見て覚える
どんな職業に就く時も、資格を取得し
仕事を見て覚え、土俵は選ばず
プロとしてパフォーマンスをする

この先、やりたいこと

三代目を辞める決断後
すぐに動いた

やりたいことより
今はこれしかない
今はこの商品しかない
今は売るしかない
今はやるしかない
今は動くしかない
今はそれしかない
また、動きながら考えればいい

大事なことを置いて
今、すぐ動いてしまった。
動くしかなかった。
売るしかない
やるしかないと決めつけていた


夢はなくなっていた

そこに気づいたのは自分だった
このまま進むのは危険だと感じた

心が疲弊し始め
自分が彼の支えにならないと
家庭もやらないと
自分がしっかりしないと
自分を自分で追い込み始めた

仕事はもちろん
家庭での食事の準備 お弁当作り 
家事全て 生活費 大学費用や家のローン 
娘たちの1人1人の課題や問題に向き合う 
精神的に追い詰められた

結婚してまだ1年
家族4人の家庭に入り
慣れない環境
居場所もない
家族経営の争い
義理姉達や義理父から言われた言葉
100年企業の夢を絶たれ
彼がいちばん苦しんでいる

もうこんな人生やだ
大泣きする日が増えた
彼や、こうなってしまったことを憎しみ始めた
矢印を外に向けてしまった

こんな私でいたくない

私の土台は
人を決めつけない
相手に矢印を向けないだったのに
元気で明るくて笑顔で
人にパワーを与える力があるのに
私じゃなくなっていた

彼と仲良くいつも笑顔でいたい
彼も私を幸せにしたい
大好きで、愛おしくて、いちばん大切な存在
大切なふたりの心を置き去りにしてしまった

1回すべて止めよう
一つの商品だけにかけるのはやめよう
信頼も失うかもしれない
人も失うかもしれない
ものすごい恐怖だけど
最初から考え直そう

ふたりの心

周りからどう見られても
周りからどう言われても
誰からも信頼されなくても
何もなくなっても

ふたりの心が豊かであればそれでいい

相手を責めることなんかしたくない
ふたりの強みを見つけよう
ふたりにしかできないことをしよう

ふたりの夢をつくろう
ふたりのやりたいこと
ふたりの叶えたいこと
ふたりの未来を考えよう

そう決めて私たちは
すべての動きと足を止めた

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