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スタンドアローンでいる瞬間を。

独自性というものをどれほど追い求めるかというのは、かなり大きな問題かなと思う。

すごく便利なシステム。例えばこのnoteもそうだと思うのだけど、こういったサービスを使うリスクというのもある反面、めちゃくちゃ便利に無料で使えています。なくならないのを祈るばかり。

もうちょっとQ数や書体をなんかしたいな〜って思ったりはするけど、そうすると次はWPとか他にも色々ツールやサービスがありますよね。

フォーマットそのものをスクラッチで作っているところに利益が落ちる構造はまだまだ強いと思いつつ。ある程度文句を言いながら、いろいろなツールを駆使するような今。そもそもスクラッチでシステム組んだ〜って言っても、んじゃ載ってるサーバーは?っていうとAWSとかなんじゃとかってなんらかのサービスに依存しているわけです。

デジタル上での何かは、もう絶対なんかに連携してしまうわけで。それは便利でもあるけど、その現状は社会不安の一端にもなっていると思っています。

個人的には、デジタルに関しては割り切って便利を享受しつつ別のところでスタンドアローンな安心感を得られる場所が欲しいと思っています。

そういう意味では、紙媒体って一度作るとこれほど強固なオンプレミスはないって思ったりする。だって改ざんできないし、形としてなくならないし。

…というわけで、弊社はEQ MAGAZINEなる媒体を作ったわけです笑

WEB以外の作りきりの媒体って企業の精神状態を保つのにもいいと思っています。意外とですけど、ビジネス上の不安ってカタチあるものでしか補完できないですよ。

企業も個人もスタンドアローンをどこで作り出すか。それは例えば、どこにもつながらない時間や空間でもいいし、こうした現実的な質量だとかを伴う何かに没頭することでもいいと思います。

誰かとつながるってことは、必ず孤独を浮き彫りにするから。適切に対抗しないとね。

ちなみに前にも書いた気がしますが、今後「紙」って物体の価値も、制作経験も割と貴重になるから、早めにトライしておいた方がいいと思います。早めに。

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