僕らの仕事は未来に溶けちまう。
ゼロUIという考え方を知ると、今ある仕事というのは常に未来になくなる仕事なんだろうな…と、自分自身の何か長い歴史の中での一つのパーツのような気分になる。
ちょっと曲解だとは思いつつ、今あるシステムのUIの理想は、日常のバックエンドで、僕らが意識もせずに淡々と動くことがゼロUIなのかと思う。気になる方はぜひググってください。
僕自身はUIデザイナーとかではないけれど、今あるシステムが最適化され、淘汰された末に何もしなくなることはすごく楽ちんでいいことだと思いつつ、世界は常に過渡期で、今ある全ては未来に消費されて行くような、そういう気分になってしまう。
かといって悲しくも虚しくもなく、淡々とした気分。「どっかのめちゃ頭いい誰かが、全部スムーズにやってくれたら楽ちんだよな〜。そしたら、好きな仕事だけやったり、バンドやったり、曲作って、家族と遊んで、毎日過ごしたいな〜。」って思いは、いつも自分の中でも10%くらいは拭えずにある。
意外とそういう世界は、僕が生きている間になんとかなるんじゃないかなと思ったりする。
でも、今も好きな仕事だけやって、さしたる不安もなく、楽しくやってるので変わらないっちゃ変わらないか。
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