誰に,何を届ける?(前編)
この記事はこのSNS発信/起業のお手伝いの記事です。
誰に,どんな未来へ辿り着いてもらうために
あなたは発信しますか?
こんにちは。臨床心理士/公認心理師/精神保健福祉士のまりぃです。
大学院を終了してまだ一桁年の若輩心理職で、臨床心理士試験・公認心理師試験のダブル受験生応援公式LINEや臨床心理学専攻大学院受験・Gルート公認心理師自己研鑽専用公式LINE,twitter、YouTubeの運営や,豊かに学び豊かに生きる臨床心理士のためのInstagram、最近ではSNS発信/起業のお手伝いなんかもやっています。
発信を始める前に
さて,SNS発信を始める時。何から書きますか?
カウンセラー起業をしよう,と思ってホームページを作る時,何を書きましたか?
肩書き?学歴?職歴?所属学会?論文一覧?
私はこんなことを知っています,こんな心理療法ができます,と羅列する?
いずれも,残念ながら,十分にキャリアがあって,社会的に信用されている「大物」にだけ許される技です。例えば,大学教授とか,病院で数十年の心理士キャリアがあって病院のクライエントをあなたの開業ルームに連れていって良いと許可が出ている場合とか,そういった方は,上記の書き方で良いでしょう。
誰に書くか?
知名度の高くない方が発信を始める時。社会的地位が高くない私たちが発信を始める時。
大事なのは,SNSの向こう側にいる伝えたい相手に,「私に語りかけている」と思われること。
そのためには,特定の一人を思い浮かべて,その方に刺さるようなことを書いていきます。
例えば,まりぃ先輩アカウントの開始当時。
私の頭の中には,こんな人物像がいました。
小学校・中学校の成績は中くらい,高校は超進学校ではなくて,まあまあ進学する高校を出て,高三で頑張って入った大学へ。心理学を学び,大学ではそれなりに真面目にやってきたし,大学院にも無事入れたから,自分で自分のことをそれなりにできる方だと思っていたけど,大学院に入ったらすごい人がいっぱいいてびっくり。でもまあ,真面目にやって無事修了できたから,公認心理師試験/臨床心理士試験も大丈夫だろう,と思っていたら,落ちちゃった。真面目にやったのに,おかしいな……?と思っている20代の女子。
細かいでしょ?そう,細かいんです。脳内にこのイメージを作って,この架空の彼女に語りかけるように,SNS運用をしてきました。
誰にでも来て欲しい/読んでほしいはNG
「そんなことをしたら,それ以外の人が来なくなっちゃう」
「それ以外の人が読んでくれないじゃないですか」
と思われるかもしれません。
「私は誰にでも来て欲しいんです」「みんなの役に立ちたいんです」とおっしゃる気持ちは分かりますが,それはNG。
だって,ちょっと考えてみてください。
書店のファッション誌コーナーを思い出して。
「幼稚園児からシニアまで!全女性に送る冠婚葬祭から日常,デート,学校など全ての場面に使えるファッション網羅!」
なんて雑誌,ありますか?
あったとして,買いますか?
多分,それをして許されるのは,超高級ブランドだけ。シャネルとかディオールがそんなムック本を売り出したら,そのブランドのファンが買いますね。そう,これが社会的地位やキャリアが十分にある「大物」です。
だけど,ただのファッション誌だったら?
小学生は,小学生向けのおしゃれ雑誌が欲しいでしょう。
30代女性は「30代バリキャリ」「30代既婚女性」「30代自然派ママ」「30代可愛さを忘れないママ」など,さらに「自分」のための雑誌が欲しい,なぜならその方が参考になるからです。
そのためには,タイトルに「あ,これが私の読みたかった雑誌だ」と思ってもらえるような文言が必要ですね。
特定のあなたへ向けて書く
そう,だからSNS発信をするときは「誰に」向けて書くか,明確にしましょう。
一旦脳内で,細かくイメージしてみてください。
そしてその人が「あ,私に言ってる」と思ってくれるような発信を心がけます。
結果,その人だけでなく,こちらが予想していなかった層が「私も参考になります」と来てくれます。
次の記事では,その脳内イメージの方に向けて,どんな発信を心がけていくかのコツをお伝えします。
あなたもSNS発信,してみませんか?
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そのためには「自分でお金を稼ぐ」と言うのも一つの方法です。
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