「すずめの戸締り」(2022)は、セカイの危機を救う少女の旅の行く末を描く「いつもの」アニメ映画である。クリエイターの本音がストレートに出過ぎるきらいはあるが好感は持てる。しかし「廃墟が好き」と実際の天災を絡める作劇は如何なものかと。あと唐突な●ブリへの目配りが意味不明である。

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