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仲間を持つことの大切さ 〜当事者会、自助グループについて〜


 こんにちは。いつも読んでいただきありがとうございます。

 突然ですが、みなさんには仲間や友人はいますか?ぼくは、運がよく病や障害のことと、ぼく自身の元々の性格を知ってくれている学生時代からの親友や後輩がいます。みんな約20年の付き合いになります。大切な存在です。
そして、なにより家族がいます。

 今回はテーマに挙げた『仲間を持つことの大切さ 〜当事者会、自助グループ〜』についてご紹介いたします。

 結論からお話しますと、ぼく自身も2020年の秋から精神疾患・障害を抱える方々の自助グループに参加しています。

 20歳を越えてからは友達は出来たことはないのですが、自助グループで出会った方々のなかの数名とは、これから長く付き合え且つお互いを高め合える存在になるのだろうなと思っています。ちなみに、性別や年齢もバラバラですし抱える疾患も異なります。

 ぼくが参加している自助グループは双極性障害だけでなく、「うつ病」「統合失調症」「発達障害」など精神疾患を抱える当事者。そして家族、支援職の方、また将来的に医療や福祉の世界を目指す学生の方々も参加できるオープンな自助グループになっています。

 月に1回(土曜日)。約2時間という制約の中で…

◎自助グループのルールの読み合わせ(輪読)→否定しない、個人情報を外で話さない、話したくない場合はパスしていい等
●今日の気分度(1〜10点)
●今月の良かったこと/今月の悪かったこと
◎みんなで話し合いたい、意見を聞きたいテーマを挙げる
 →いくつか挙がったテーマから2つのテーマに絞る
●意見交流
●参加後の気分度、感想

などが主な流れと内容です。

 ぼくが参加して良かったと、つくづく感じるのは「孤立しない」「いろんな意見や考え方がある受容や気づき」「悩みの言語化」そして何より「仲間や、つながり」が持てたことです。

 ぼくも1つの自助グループにしか参加はしたことはありませんが、当事者だけの会になると、やはりトラブルがある場合もあったり仲違いもあると聞きます。
 先ほど挙げたように支援職、家族、学生の方々も参加できるオープンな会のため意見に偏りがなく安心して参加できるところに魅力を感じています。

 2020年に初めて参加したときは、まだコロナ禍の影響で会場が借りれなかったり人数も少数でしたが、口コミや支援職の方々の部会で啓発しているため参加者数が一気に増えました。

 "悩む”というのは基本一人だし複雑化してどんどん膨らみ負荷がかかるものです。だけど、悩みを話す そして一緒に考え整理し、その重荷を一緒に下ろす。
 それが、いい行動へ結び、それが行動や習慣へと、つながりいい方向へ進む場合も大いにあります。

 自己紹介の記事で記しましたが、昨年の秋口から年末にかけて『精神障害者ピアサポーター養成講座』を受講し修了しました。この養成講座には、同じ自助グループ参加メンバーも参加していたため非常に心強く励まし合いながら約3ヶ月超の講座を受講し修了できたのは非常に自信を生みましたし、自助グループに参加していてよかったなと思います。

 何より自己分析、病や障害について正しい病識を得ることが出来て、自分に向き合える。そして自分のこれまでの体験談や情報を、それぞれが働く職場、作業所の仲間たち、さらに講演会などで登壇するなど共有できるのは非常に大きく成長が出来る機会だと思います。

 みなさんが住まわれている地域にも、もしかして「当事者会」「自助グループ」「ピアサポート」という名前で会があるかもしれません。

 言っておきますが、誰もが誰も、自助グループの雰囲気に合うわけではありません。話すのが苦手、メンタルヘルスの話題を聞くのが耐えられない、コミュニケーションを取りたくないという方にとっては苦痛なため別の道を探すのもいいでしょう。

 本当は今日、自助グループの日なのですが「躁転」しているため、自分を守るのではなく余計なことを言ったり多弁などから参加者を守るために欠席の連絡をしました。

 この1ヶ月はなるべく刺激を求めず、睡眠、軽い運動、朝散歩を土台に心穏やかで健やかな日々を過ごせるように整えていきたいと思います。

 今、このエッセイを紡いでいるとき、カフェ音楽をBGMに低音量で聴いていますが落ち着くし、はかどりますね。

 みなさんは今週末はどう過ごされますか?ぜひ聞かせてください。最後まで、読んでいただきありがとうございます。

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