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アイドルの追っかけとアスリートのサポートの共通点

私は音楽が好きで(幅広く知っているわけでもなく、やや偏っているかもしれませんが)、最低でも月に一度はライブへ足を運んでいます。多いときは週に一度のことも。
ソロアーティスト、バンド、アコースティック、アイドルなどなどジャンルも箱(ライブ会場)の大きさもカフェからアリーナまで様々です。

アイドル追っかけのきっかけ

いま、一番ホットなのはアイドルの追っかけかもしれません。
好きなアイドルに出会うまでの私は「アイドルなんて」と馬鹿にしている人間でした。
きっかけは、2013年の10月。

当時勤めていた専門学校でのPC作業の休憩中に見ていたyahooニュースに【コシノジュンコがBiSに加入】という見出しがあり、コシノジュンコは知ってるけど、BiSって誰?とクリックしてみました。

え…何これ…しょーもな。
最初はそう思ったんです。
でもね、それまでの正統派アイドルとは一線を画す風貌が妙に引っ掛かっちゃったんです。

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特にね、ヒラノノゾミ(のんちゃん)に惹かれたんです。秋田県出身の元引きこもりで友達が少なくて不器用で、正直アイドルとしての華はあまり無いんだけど、彼女の醸し出す空気感やハモり職人としてのプライド…そう、滲み出るプライドに惹かれたんだろうなと思います。(そしてそんな本人が、つい最近noteを始めるというミラクルが。)
これ以上職場で深追いはできないので、帰宅後にYoutubeで曲を漁っていると、出会っちゃったんですよ…衝撃のMVに。

え?全裸?富士の樹海を…?しかもアイドルが?
これがもし、正統派アイドルのような楽曲だったら「話題作りのために体張ってごくろーさん」と冷めた目で見て終わっていたと思います。
JーPOP全盛期の面影を残したロックな曲を全裸のアイドルが切ない表情で歌う。(特にプールイの落ちサビが最高で胸がぎゅっとなる!)
色んな戦略のかけ算により、私の心は完全に奪われてしまいました。
それからすぐに、リリースされているアルバムを全て購入し、毎日ハードに聞きまくり、過去の出来事を時系列で追ってはそのストーリーと彼女たちの成長に胸を熱くしながらも、ライブに行くことはありませんでした。
というか、知った半年後に解散してしまい、ライブへ行くことが叶わなかったのです。

それからBiSロスに陥った私は、ラストシングル『FiNAL DANCE 』のMVを見ては涙し、ライブに行かなかった(当時貧乏過ぎて行けなかった)後悔をしまくっていたのですが、約1年後、元BiSのマネージャーだった渡辺淳之介(ジュンジュン)が「もう一度BiSを作る!」と宣言したのです。

(歌詞に「いつかまたこの場所へ」とあるのは伏線だったんだろうか?)

それでできたのがBiSH。
BiS解散で叶わなかった接触(チェキ会&握手会)に行って来ましたよ。

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初めて間近で見るアイドルは、小さくて細くて壊れそうなほど華奢なのに、デビューしたてだというのにパワフルで、多くの人に元気を与えていました。
ファンの方たちの熱量も凄まじく(迂闊に近寄ると怪我しそうなほど)、こんな世界があるのかと感心した覚えがあります。

アイドルの追っかけとアスリートサポートの共通点

ここでやっと本題です。
アイドルの追っかけとアスリートサポートの共通点。それはずばり【成長】と【結果(パフォーマンス)】だと思います。
アイドルの追っかけの場合は、CDを購入して握手会(接触)で思いを伝えたり、ライブでの声援(私はコールはしませんが)、グッズ購入(←これが彼女たちの給料に直結!)などのように、金銭的なサポートがメインでその成長をサポートします。
アスリートの場合は、トレーニング指導や食事指導などを通じて、パフォーマンスだけでなく人間的な成長もサポートしていきます。
どちらも目に見えて成長していく姿を見れば嬉しいし、苦悩しているときはこちらもどう打破すればよいか必死で考えます。

思えば、ミニバス時代から他チームの名簿を食い入るように見ては、対戦時に「○○小の△番は何年生でどこどこのポジションで…」など、試合に出ていないメンバーの情報まで監督に伝えていたような子どもでした。
それはアスリートのサポートをするようになってからも変わらず、リーグのパンフレットを読み込んで、他チームの選手情報を割りと細かく知っているもんだから気持ち悪がられていました。
昔からオタク気質だったんでしょうね。

ちなみに今はBiSHのことは追っかけていません。
何故なら、またBiSができたからです。
しかし、そのBiSも紆余曲折があり2019年5月に解散してしまったのですが、2019年6月にメンバーをごっそり入れ替えて再始動。

初披露は東京アイドルフェスティバル:通称TIF。
現場には行ってませんが、この動画を見たときめちゃくちゃ泣きました。

並行して、初代BiS(コシノジュンコが執心名誉メンバーとして加入した)が解散した後に、のんちゃんとファーストサマーウイカが作ったBILLIE IDLE®️(NIGOプロデュース)も応援していましたが、2019年12月28日をもって解散しました。
笑顔でライブパフォーマンスをする彼女たちにつられて笑顔になるんですが、“終わる”という現実も同時に突き付けられるから、涙も溢れてきちゃうんですよね。とにかく心がぐちゃぐちゃになったラストライブでした。

↑ラストを飾った『MY WAY』。
彼女たちもそれぞれの道をたくましく歩んでいってくれるのでしょう。

夢中になれるものと共に年を重ねる

私の人生に彩りを与えてくれるアイドル。
仕事だけでなく、夢中になれる対象とともに年を重ねていくと、その時代の、その時期の、その瞬間の記憶も色濃く残っています。
そんな対象がいくつも作っていく人生を歩むためには、情報を画面から仕入れるだけでなく、現場に出向くこと。そして自分もアウトプットする場を作ることが大切だと思っています。
ってことで、イベントを企画したので興味のある方はご参加くださいませ。


記事がお役に立ててたら嬉しいです(^o^) いただいたサポートはイベント開催時の会場費にあてたいと思います!