元気になるごはんが食べたい
もやもやしてしまう。
雨で前髪が目にかかる。目がかゆい。足元がびしゃびしゃする。肩がだるい。
私ははぁ、とため息をつく。
病院に行って診断書をもらってきた。そして薬が増えた。
躁鬱にも近しいってことで、増えてしまった。強めの薬になりそうだったので、それは阻止して軽めにしてもらった。
一か月単位で波がある。そして今は気持ちが重かった。
天気予報を見ると、しばらく雨やくもりが続きそうだ。目の前が暗いのが辛い。病気のせいなのか、ぐったりしてしまうのだ。
深キョンが復帰のニュースを見た。普段だったらよかったね、と思えたが、今日は雨だし、私は薬が増えるしで、同じ症状で休んだのに、まだ復帰できない自分を責めてしまう。
世の中はコロナ過で、マスクもいつ外せるかわからない。だんだん、口元かゆみが辛くなってきた。いつ開けるかわからない。世の中も。自分自身の状態も。親も。
きっと全部雨のせいだ。
晴れたら、少し、楽になるはずだ。
私は自分の家の駅で降りて、ふと思った。
「元気になるごはんが食べたい」
そうだ、インスタで見た、生餃子専門店が家の近くに出来ておいしそうだった。買いにいこう。今すぐ。
雨だったけど、どうしても今日の夕飯は餃子とビールにしたかった。
自分自身で、自分の天気は変えたかった。
生餃子専門店は歩いていたら、意外にも遠くて足元がさらにびしゃびしゃになるし、髪もぱさぱさで辛いし、なんで向かったんだろうって歩きながら後悔した。やっとの思いで、着いたら、優しそうな女性が店員さんだった。
「うちの餃子はレンコンとにんにくがたっぷりで、シャキシャキですよ。今日食べるなら、冷凍より、生がお勧めです(にこっ)」
「じゃあ、生餃子6個入り1つと、冷凍餃子14こ入り1つ下さい。」
私はシャキシャキというフレーズを聞いて、テンションが上がった。最高のディナーになりそうだ。
焼き方が書いてある紙ももらったので、それの通りにしっかり焼こう。サラダも作って、枝豆も茹でようかな。
家に帰りながら、身体が冷えたから帰ったら早めにお風呂に入ろうと思った。
そして、家についたら、なぜか不思議とパソコンを開いて、noteを書いている私がいる。
文章を打ったら、少しすっきりした。
さて、お風呂の用意をしよう。そして、お風呂からあがったら、キンキンに冷えたビールとシャキシャキの餃子だ!
いつだって、自分のご機嫌をとるのは私だ。
外は雨。
わたしは、晴れ。
♢♢♢
はじめて話してる動画作りました。(倍速で声は変えてますが)
ちょっと長くなってしまいました。一番お伝えしたいのは、最後の方です。
ご覧頂いて途中で飽きちゃった時はスクロールしてくださいっ。
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