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【音楽バトン】キモチ一つで音楽できる場所|音楽と文:山口ミキ@石垣島|石垣島の奏で vol.4

はじめまして。
石垣島で「りずん」 というユニットで活動をしている、ミキです。
音楽バトン連載、ということで、野田まゆみさんからバトンを受け取りました。

え、わたし?わたしでいいの?いいよね?やっちゃっていいよね?
チアゴさんも、のまゆちゃん (こう呼ばせてもらってます♡) も、石垣島で音楽しているひとを挙げれば、どなたも浮かぶお二人かと思います。そんななか、わたくしミキという人物がどんなふうに音楽と向き合っているのかをお話ししたいと思います。

石垣島へ

石垣島へ移住したのは、2018年春のこと。
それまでのわたしは、東京で音に関わる仕事をしていました。

喧騒からはなれたくてたまたま訪れた、ある離島で知り合った仲間たちがいるのですが、偶然にも自身が東京を去ることを決意したタイミングと同時期に、その仲間たちも石垣島への転勤が決まったのです。
もともと知人もいない石垣島でしたが、そこには勢いも相まって、行くっきゃない!そんな心地で移住をしてきました。

唯一、移住の決心が揺らいだことといえば、東京で組んでいるバンドの活動が滞るということ。

知人もない石垣島で、いったい音楽ができる環境を切り拓けるのか.. ?

石垣島まつり

移住から数か月後、毎年11月頭に催される 「石垣島まつり」 には公募枠があるということを知りました。伝統ある島の行事には、きっと、出身や音楽に島のルーツがないと出られないかな.. と、 だめもとで応募してみました。

すると結果は.. なななんと当選!!
その応募は、東京で活動していたバンドでの応募で、当時平均年齢65歳であったメンバーを召喚し出演を果たしました。
移住時に浮かんでいた石垣島での音楽活動継続への不安は、この出演をきっかけに、 「よし!10年連続でこのお祭りに出る。」という希望へと変わりました。

翌年も出演枠を獲得し、着実に進みはじめていた折、たまたまとあるお店の周年パーティーで歌わせていただく機会にお誘いいただき、はじめましてのギター弾きに出会うのです。それこそが、 冒頭にもあるユニット 「りずん」 結成の瞬間でした。

お祭りに10年連続出る、は、時勢のこともあり少し遠のいたものの、今では石垣島で音楽活動をされている方たちとのご縁もつながり、さまざまなイベントにも出させていただきながら、ユニットならではの音楽しています♪

石垣島の魅力

年齢もジャンルも経歴やスキルもオリジナルもカバーも、縛られず自由に表現できる場所だということ。自分のキモチ一つで動き出せる場所、それが石垣島の魅力なのだと音楽活動を通じて知りました。

現在は、ここ石垣島では 「りずん」 のユニットで、アコースティックギターと歌で気ままに爽やか (?) に、近々アカペラ部での活動も始動の予定があったり(?)、また、東京のバンドでは、ソウルやポップス、ロックなどを中心にディスコティックかつソウルフルに表現し、積極的に音楽の活動を継続しています。

繋ぐバトン

そんなわたしが、次にバトンを繋ぐのは.. この方、国分広年さんです。

初めてお会いしたのはとある民謡酒場だったのですが、そこで演奏していた方のテクニックに対するマニアックなコメントを聞いて、「あ、この人、やばいひとに違いない」 (ここでの “やばい” はもちろん、スーパー凄い!の意味!) 国分さんの音楽の姿を見るも前に、共鳴してしまった。

 そんなご縁で (どんな?) バトンをお渡しします。



この記事を書いた人

山口ミキ
名古屋市で生まれ育つ。
幼少期に
「ミキちゃんはうたってるか、わらってるね」
とクラスメイトに言ってもらったことで、うたとの共存人生が始まる。
音楽やアニメ業界から航空関係などさまざまな経験ののち、石垣島で「いきている」を実感しながら活動中。


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