Q&A:食材への敵対心
今回は頂いた質問に答えるnoteです。考え方の選択肢の一つとして参考に読んで下さればと思います。
特定の食事にこだわる
頂いた質問を①②と振り当てさせて頂きました。どちらにも共通しているのは「特定の食品に対するイメージの偏り」と感じます。
[白米などの主食(炭水化物)=太る] この感覚から、不安や迷いが湧くのだと思います。
イメージが定着したのは、目的に「痩せる」があったから。痩せたい時に痩せる為の情報としてインプットしたんだと思います。
ですが、今は「痩せを手放す時間」なので、避けてきた物を取り入れる事が大事な練習なのではないでしょうか?
また、炭水化物や甘いものが太らせるのではありません。誤認識なのですが詳しく知りたい方は、栄養学など学ぶと身の役に立つと思います。自分の言葉でインプットしていくと、より理解に困らないはずです。
②の質問者様の「こだわるのは摂食障害だから?」という問いに対するアンサーは「はい」とさせて下さい。
もちろん、野菜嫌いとか甘い物嫌いとか「こだわり」と言っても好き嫌いの話ではよくある事。それは摂食障害では、ありません。
でも、こだわりが強く「絶対感」とか「一口も許せない」みたいになっているのが摂食障害さんかなと。
何か食べたら、何か我慢する。みたいな調整の思考も摂食障害の症状だと思いますので、改めて「マイルールやこだわりを手放す練習の時間」としてみてはどうでしょうか?
今できる事
回復期は、今できる事を積み重ねていく時間だと思っています、私はこう考えて回復期を過ごしていました。
できる事、と言っても安心の範囲内で生活していても変化がないのです。やっぱり「嫌だな・怖いな」っていう気持ちに向き合う必要があると感じます。
嫌だと思ったからこそ、やってみる。怖いなって思う壁があるから乗り越えてみる。
今できる限りの「挑戦」を繰り返すのに、何をしたらいいか?と悩んでいらっしゃるなら私のアンサーは「怖い事をやってみる」です。
最後に
怖いと思う食事って、本気で食べようと思っていないから余計怖いみたいなところもあるんです。
避けて、食べず、一口で終わって、それでは満足できないから「もっと欲しくなる」だけどそれ以上を許せないからいつまでも同じ食材を避けて恐れてしまうんです。
サイクルを抜け出すのに、心というより行動で抜け出す方が私は早かったなと感じています。
考え方の選択肢として参考になればと思います。
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