私の習い事part⑤成人〜独身時代

そうそう。
以前=part ③華道編=でお話しました、つづき〜

私の習い事part①子どもの頃
私の習い事part②〜小中時代
私の習い事part③〜中高生からハタチ 
私の習い事part④〜成人 

和風女子が真逆の【ダンス】

ハタチになり、若手師範代表で、舞台上でお花を生けさせていただきました。
それまでのお稽古や花展でお花を通して、自分の心を表現してきました。
(この舞台発表の時は、たまたま規定通りの生け方でしたがー)

それだけで十分楽しかったのですが、、、

あの日、舞台上でライトを浴び、生花を披露している時に感じた、
あの心の高まり、身体中の血が熱くなったのは、なんだったのか??

そうだ!!
私は、自分の声や身体を使って、心や言葉を表現したい!!
そう思ったのです。

これからどうしたら良いのかも分からず、とりあえず同じ文化センター内の【ジャズダンス】教室に通おう!と。
でも、そうするには、お花を辞めないといけなくなったのです。
ナントー同じ曜日、時間だったのです…

みんながみんな「どうしたん?ダンス?何するん?」特に母には「え?!? お花、師範までなって、あとは教える立場になっていくん違うの?」
そりゃそう言われるよね。
でも、母もそれ以上反対する事もなく、私の意思を尊重してくれたのには、感謝しました。

ここまで、育ててくださった先生方の気持ちも裏切ってしまったかもしれません。
でも、本当にやりたい!!と思ったので、正直にお話しました。

就職が決まってからも通いましたが、職場との関係で一旦退会する事にしました。

それからは、OLとして日々就業し、同期と旅行したり、先輩と飲みに出かけたり、、、何かやりたい!と思いつつも
そんなこんなで2年が過ぎた頃〜

劇団員募集【演劇】

やってみたい!!
子どもや中高生が多い中、ハハハー私はえぇ大人になってましたが、なんかおもしろそーと、入会してました。 
ちょうど、私、数日前…
ミュージカル『アニー』の密着番組を見た事もあり、かなり感化されたフシも…

演技指導、ジャズダンス、日舞などなどー

週一回、仕事の帰りにーーー
「あえいうえおあお、かけきくけこかこ……」

「この文章覚えて、1分後にエチュードスタート!」

「はい!想像して〜ココにとてもキレイなお花が咲いてる、あなたは大きく息を吸って〜
そこで一言!!」

「右 左 右左右、そこでターンしての〜バン!!顔、顔!」

時には、エキストラで、早朝から撮影やったり、ロケバスで貸切のスーパーまで移動したり、今まで経験した事のない世界!
何もかもが新しく、刺激的で、充実してた!
少しずつだけど、ギャラもいただいちゃいました。

ある時、ドラマの撮影のエキストラで、着物で京都の鴨川で待機していた。
そこに、なんと出張で隣の部署の後輩が通りかかりー

後輩が駆け寄ってきたー
「○さんじゃないですかぁーどうしたんですか?

あ、わかりました!
(きゃー今日は有給取って、撮影参加してるのバレた!!)

お見合いですね!?
分かりました!着物ですし、会社には黙っておきますよ〜(笑)」って。

彼のすごい勝手な勘違いで助かったぁー(汗)

その頃から、小劇場の舞台やミュージカルなど、いろんな舞台を観に行くようになった。

そこから、人生が変わっていった。

私、映像ではなく、やっぱり舞台に立ちたい!!

あの若手師範の時に感じた、あの感情が湧いてきた!

そこで劇団で演技指導してくださってた講師がとても大好きで、その講師夫婦が運営してる劇団に入団する事にした。
年一回の公演の為、平日はもちろん、休みの日も練習練習。
公演の練習もお金のやりくりも大変だったけど、何より今まで感じた事のない位、心は満たされてた。

それと同時に、最初の劇団で知り合った友達(正確には、友達の姉が宝塚歌劇団でお世話になった)の紹介で、
新しいダンス教室にも通うようになった。
そこでも最初は、週一回だったのが、週二回からどんどん増えて、フリークラスに変更し
タップダンスにジャズダンス、クラシックバレエ、たまに歌。

こうなってくると、だんだん普通にOLとして働きながらは難しくなってくるよね。
そこで、退職し、家の手伝いもしながら、バイトしながら、劇団とダンススクールに通う日々が始まった!!

仲間ができ、心も開放され、一つの舞台を作りあげる喜びを知り、どんどん、演劇にダンスにハマって行く私…

中高生でなかった、遅い遅い反抗期がハタチを超えて今頃やってきた!!



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