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環境に優しいエネルギー供給がブロックチェーンで実現するのか?

ブロックチェーンに関連する情報は毎日のように新しくアップデートされていきます。

コラボゲートでは7月1日にイノベーター向けの会を開催します。ご興味ある方はご連絡ください!

今回はエネルギー分野のブロックチェーン活用アップデートを紹介します。

ブロックチェーンを活用したエネルギープラットフォームを提供するPower Ledgerはオーストラリアのグラーツで個人間取引をスタートします。グラーツを拠点にエネルギーサービスを展開するEnergie Steiermarkと連携し、ブロックチェーンを活用した取引を促進させます。

提供するブロックチェーン技術を活用することで、屋根の上で発電したエネルギーを近隣に余剰分は販売することができ、グラーツに住む人たちにとっての金銭的インセンティブを提供することができるようになります。

エネルギー分野はブロックチェーンを活用した取引が数多く進んでいる領域でもあり、エネルギーマーケット全体では2023年までにmarket research gazetteの記事では71億ドルまで拡大するだろうと見込まれています。これは2018年の3億9400万ドルから年率で78.32%の成長している結果です。特にアジア圏での拡大が大きく、オーストラリアはその中でも先進的に実証実験を進めている地域です。

ABBとイタリアのEvolvereは協力してエネルギー分野でのブロックチェーン活用を進めています。このパートナーシップを通じてABBが提供するsun to socketインバーターとEvolvereが展開する分散型技術を活用したスマートグリッドシステムの統合を行います。

小規模事業者などは今までの電力供給方法とは別に、ABBが提供するインバーターを活用し、余剰分を販売するようなサービス設計を行なっておりブロックチェーン上で各々がデータのマネジメントを行います。

The Energy Web Foundationは企業向けのブロックチェーンを活用したエネルギーサービスの提供を始めます。Energy Web Chainと呼ばれる独自の承認システムを設計した技術を提供し、効果的な取引の処理を実現します。

その上で設計されたアプリはエネルギー取引に報酬がもらえる設計を考えていて、電気自動車の充電など環境に配慮した設計なども進めています。

エネルギーとブロックチェーン分野はさらに取り組みが加速しているので、今後の動きにも注目です。

本日のトピックは以上で終了です!

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