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SNSで売るにはバズらないとダメ?

「SNSでバズって有名に!」
「バズって有名人にフォローされて話題に!」

SNSをしていると、このようなニュースを見る事が多いので
「SNSマーケティング=バズらせる」というイメージが強いですよね?

結論から言うと、実はバズらなくても売れます。

では、「バズ」はどのように起こるのでしょうか?


バズが起きる仕組みとは?

例えばInstagramでは、投稿に「いいね」や「保存」が増えると、Instagramがそのコンテンツを良いものと判断し、おすすめ欄に表示されることがあります。

また、有名人がその投稿をストーリーで拡散するなどでも「バズる」ことがあります。


「バズる」は難易度が非常に高い

SNSごとにバズる条件が異なり、インフルエンサーたちはその条件を満たすコンテンツを作って配信しています。

しかし、一般の企業が同じように「バズらせる」ことは非常に難しいのです。

時々、企業のSNS中の人が個性的に人気になり「バズる」ということがありますが、その担当さんのスキルが高かったり偶然バズった事がキッカケになったりとまわりの環境による要因が多いものです。

その場合、その担当さんが退職し新しい担当になった時に、全くバズらなくなったりと、個人に依存したノウハウは企業としてはとてもリスクの高いものになります。

企業×SNS活用では、誰が担当をしても一定の拡散をできる仕組みをつくることが重要です。


バズったら売上が上がるんじゃないの?

バズることで、たくさんの人に露出され売上が上がるということは、実際にあります。

例えば、メディアのような閲覧数が売上に直結するようなビジネスの場合には、「バズる=売上が上がる」ということが起こります。

しかしそれは、一時的なもの。

その後継続的にバズらない限り、売上はすぐに元に戻ります。

特に現代では、流行の流れが速いため、今日バズっていた情報が、次の日に忘れられているということも多くあります。

大切なのは一時的な流行ではなく
継続的に売っていくこと。

そのためには、「偶発的にバズらせる」よりも、自社の商品・サービスを気に入ってくれる見込み客と出会える方法を探し、丁寧に関係を育てていく戦略を取った方が、結果的に長期的な売上が伸びていきます。


バズは作れる

さて、そんなバズですが、計画的に起こすことが可能です。

SNSには広告機能があります。

「SNSは無料で使えるツールなのに広告?」という事を良く聞きますが、SNS広告こそ低単価で大きく拡散ができるため、企業活用では非常におすすめです。

例えば、私が個人で運営しているフォロワー数6,000人のTwitter(X)では、1投稿しても多い時で5,000impほどしかありません。

一方で、広告を出した場合には、内容にもよりますが
500円で50,000impと、10倍の表示数を出すことができます。

「ユーザーが拡散したい」と思う情報であるほど 、自然拡散も広がるため、広告効果は高くなります。

特に新商品の発売などのタイミングでは、プレスリリースやメルマガと組み合わせてSNS広告を活用することで、計画的にバズを起こすことができます。

計画的なバズは再現性が高く、担当者が変わっても同じ成果が出しやすいというメリットもあります。

アクセスを広告でカバーできる分、SNS担当者が「全然見てもらえない・・・」というストレスを感じなくて済むというメリットもあります。


バズらなくても売れる

このようにバズは計画的につくれますし、バズらなくても「売れる」をつくることはできます。

ターゲットをしっかり絞り、その対象に役立つ情報を提供し、関係性を構築することが大切です。例えば、フォロワー数や表示数が少なくても、継続的な売上を上げることは十分に可能です。

フォロワー数200人でも、表示数が300imp程度でも、しっかりと見込み客とコミュニケーションを取り、数百万円を売る人も存在します。

バズがあると一時的に売上が上がるかもしれませんが、継続的な成果を上げるためには計画的なアプローチと関係性の構築が重要です。

以上、今回は「SNSで売れるにはバズらないとダメなのか?」についてご紹介しました。

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