見出し画像

#27「先輩マーケターに勧められたマーケティングの本が、広告コピーの本だった話。」

駆け出しのマーケターだったころ。
どの本を読んで知識を身につかればよいか迷っていた時があった。
「マーケティング本」と検索しても、本屋の「マーケティング」棚に足を運んでも、たくさんの書籍があるし、どれも小難しそう。。。
カタカナや略語が多いし。。。


困った。

マーケターは、戦略を描くブレーン。
ブレーンである以上、やはり経済紙を日々読み、分厚い英単語ビッシリな書物を読むが当たり前。と完全に信じていた当時の私。
そんな“教授”みたいなこと、はたして私にできるのか。。。
はぁ。。。
胃が痛い。


恐る恐る先輩マーケター(私のマーケティングの先生)に相談したところ、「これがいいよ」と紹介いただいた書籍がコレ。

何度も読みたい広告コピー

何度も読みたい 広告コピー

広告コピー??

先輩、本間違っていませんか?というセリフがほぼ口から出かかっていた。いや、むしろ出ていたかもしれません。先輩ごめんなさい。


以下先輩のお言葉:

マーケターとして大事なのは3つの「性」

戦略で大切なのは①ストーリー性
「なるほど!」と読み手が腑に落ちる②納得性
「これをみんなでやりましょう!」とプロジェクトメンバー全員が同じ方向を向き、そこを目指していく戦略の③明確性


明確性は、タグライン
納得性があるストーリーは、ボディーコピー。に近しいね。
うん。まずは読んでごらん。


なるほど。
マーケターは、コピーライターでもあるべきなのか。
ふと、周りのプランナーの机周りを見ると、確かに「コピーライティング」を題材とした書籍がちらほらあったことも記憶に残っている。


早速「何度も読みたい 広告コピー」を読み進めると、これが非常に面白い。
ゴクゴクと飲みやすい水のように、サラサラと自分の学びとなった。
今でも私の本棚に大切に保管されているマーケターのバイブル。


最後に、書籍に紹介されている数ある広告コピーの中で、私の好きなコピーを抜粋紹介させていただきます。


BIG MOUTH! 世界をつかもう QUARTER POUNDER 
-小澤裕介(電通)
私たちは、家族の温暖化に賛成です 
-小林孝悦(博報堂)
人生でいちばん応援してもらえるのは、受験の時かもしれない。 
-廣畑聡(電通)
大人はええぞ。 
-古川雅之(電通)
幸福は、ごはんが炊かれる場所にある。 
-岩崎俊一

この記事が参加している募集

#忘れられない先生

4,606件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?