見出し画像

Amazonの『Kindle Unlimited』の活用方法を思いついたので、登録してみます【×読書・勉強用⇒〇立ち読み用】

こんにちは、自己啓発本を読みすぎて、何をやっても自己啓発っぽくなってしまうくらい本を読むのが好きな、まーくと申します。

「ドリップコーヒーは人生!」

(注:この理屈、地味にわりと自信あります。笑)



さてさて早速今回の話に移りますが、

車を運転している時に、メンタリストDaigoさんの『知識を操る超読書術』という本のオーディオブック(Audible)を聴いていました。

(どうでもいいですが、このような本の紹介で「文章の引用」がやりづらいのがオーディオブックの欠点ですね。)


第1章の時点から「たしかに、自分もその方法で本を読んでいるな」と納得する部分が多かったので、この本も読書術の本としてすごくオススメです。


ところで本題ですが、この本のオーディオブックを聴いていて、DaigoさんはAmazonの『Kindle Unlimited』のサブスクについてオススメしていました。


それを聞いた私は、本の内容とは全く関係ないところで、”あること”をひらめきました。



それは、

 『Kindle Unlimited』を
「立ち読み」の代わりに使うと
便利なんじゃないか

ということです。


ここからは、その詳細について説明していきます。


☆「立ち読み」は本を買うための”情報収集”

私はできるだけ「書店」「本屋」で書籍を購入したいと思っています。

理由は「ある程度、中身を読んでから購入したいから」です。


なので私は、気になった本を買う前には、できるだけ書店で「立ち読み」をして実際に中身を確認します。


書店で本を買うのであれば、ある程度「立ち読み」をした時点で

・すでに知っている内容
・お金を出して買うほどの目新しい内容がない
・今の自分には必要ない内容
・難しすぎて内容が理解できない

といったような内容の本は「買わない」という選択ができます。


例えるのであれば、服屋さんで洋服を試着してみるようなイメージですね。

いくら口コミやレビューの評価が高くても、自分にとって合わないものは「買わない」ほうがいいと思います。


特に読み慣れたジャンルの本であれば「立ち読み」しただけで内容がほぼ把握できるので、はっきり言ってしまえば、わざわざお金を出して買う必要もありません。

ちなみに「ベストセラー」になっている話題書というのは、たいてい「その分野の知識があまりない人(入門者)」がたくさん買っていて、その中身は意外と「その分野の本をある程度読んでいる人(中~上級者)なら知っていて当然のこと」がほとんどだったりします。


たとえば、私はファッション指南をしている「MBさん」の長年のメルマガ読者なので、MBさんの書籍に書かれていることはメルマガの内容と重複しており「ほとんど知っていること」しか書かれていません。

それほど目新しい情報もなく、書籍の内容から得られるものもあまり多くないので、正直に言って”私”にとってMBさんの書籍に書かれている情報にはあまり価値がありません。

MBさんのことを知らなかった「新規の人」にとっては定価を払っても価値がある本かもしれませんが、メルマガを通じてMBさんに対してすでに直接「情報」を得ている私からすれば「古い情報」であり、お金を出す価値がありません。

(有料メルマガの会費を直接MBさんにすでに情報の対価として払っているので。)

たとえ少し新しい内容があったとしても、それこそ「立ち読み」で中身をパラパラっと確認すれば何が書かれているか十分にわかってしまいます。



☆書店で「特定の1冊」を探すのは、すごく難しい!

しかし一方で、書店には欠点もあります。

大量の本が並んでいる書店では、「1冊の本」を探し出すのはとても手間がかかります。

どんなに大型書店であっても、お店に足を運んで本を買いに行ったけれど目的の本が置いていなかった、というケースもあります。

リアルの店舗には在庫や品ぞろえにどうしても”限界”があります。


たとえば、「MBさんの新刊」を探したくても、そもそも「MBさんの本」を取り扱っていない店に行ってしまうと、永久にその本は見つかりません。


先日も「とある本」を探して本屋を1時間ほどウロウロしていましたが、結果として目的の本は見つかりませんでした。

取り扱いがなかったのか、見落としてしまっていたのかは不明ですが、一度試しに読んでみたかった本を見つけられなかったことは事実です。


結局、日を改めて別の書店でその本を見つけて購入しましたが、本が見つけられずに失った時間は「無駄足」だったと言っても良いかもしれません。



☆ネット通販では「本の中身」が分からない!

一方で、ネット通販であれば「タイトル」や「著者名」で検索すればすぐに目的の本が見つかります。

しかし、ネット通販で読める本の中身はほんの一部、下手すれば『目次』くらいしか読めないサイトもあります。


ですので、たいして詳しい中身がわからないまま、タイトルと著者名、宣伝文や口コミなどの限られた情報だけを頼りに購入の判断をしなければいけません。


書店に1冊あるかないか、といったマイナーな本でも見つかるほど豊富な品ぞろえがあることそのものはネット通販の大きなメリットですが、私にとって「試し読み」ができないのは大きなデメリットであり”ストレス”です。


本によっては「あ、この話知ってるわ」という内容であることもあるので、その場合、たとえ定価1500円の本であっても、自分にとっての価値はほとんど”ゼロ”です。

その場合、極端ですが「1500円分損した」と考えることもできます。


私は慎重で”ケチ”な人間なので、ネット通販で本を買う場合でも、なるべく事前に著者のインタビュー記事や書評ブログなどを見て「買うか」「買わないか」という判断をします。

それでも後になって「この本買って失敗だったな」と思うことが何度もあります。


その一方で、書店でたまたま立ち読みした本を「衝動買い」した時の方が、意外と満足度が高い場合もあります。

本の買い物において「内容が確認できる」ということは、それだけで大きなメリットになります。


そんな中で「ネット通販」×「立ち読み(試読)」を実現してくれるのが『Kindle Unlimted』というサービスなのではないか、ということにDaigoさんの『超読書術』のAudibleを聴いていて気が付きました。



☆電子書籍のマイナス点は「本を”所有”できないこと」

私はこれまで『Kindle Unlimited』は便利だろうな、と思いながらも手を出してきませんでした。

単純に「電子書籍」での読書は気分が乗らず苦手だということがありますが、理由はそれだけではありません。

私の場合、電子書籍は『Kindle』アプリを使用しており、タブレット(iPad)やスマホの端末にアプリを入れて使用しています。

すると、どうしてもSNSや動画サイトなどの「他のアプリ」がノイズとして目に入ってしまいます。


そうなると、タブレットやスマホを使った「電子書籍」による読書では、他の”誘惑”に負けてしまう「読書に集中できない環境」になってしまっています。

TwitterやYouTubeを見る方がずっと刺激的で楽しいですからね。


これは子どもの机にマンガが置いてあると、勉強に集中できなくなるのと同じことです。

物には「吸引力」があります。「ダメだ」と頭ではわかっていても、ついつい手を伸ばしてしまうように出来ているものなのです。


そのような「環境」がすでに各端末の中で構築されてしまっているので、あくまで「私の場合は」ですが、「学び」を得るための読書をする場合、「電子書籍(タブレット、スマホ)」よりも「紙の本」の方が向いています。


このように私が「紙の本」を好きな理由について、以前もnote記事として少し書きました。


私の場合、「学び」を得るための本は何度も読み返すことになるので「紙の本で所有したい」という”欲”があります。

「電子書籍」はデジタル情報である以上、いつサービスが終了してデータ消去されてしまうかもわかりません。端末が壊れて見れなくなるかもしれません。

「電子書籍」は省スペースには役に立ちますが、私の「所有欲」は満たしてくれないという意味でもマイナス点になります。


☆『Kindle Unlimited』を本を買う前の「スクリーニング」に使う

ところで、よくよく考えてみると、あることに気が付きました。

そもそもの話として私は「雑誌」のサブスクである『dマガジン』に登録しており、情報収集の一環として使っています。


「雑誌読み放題」にはお金を払っているんだから、「本の読み放題」(ただし自分の所有物にはならない)にお金を払っても、別におかしくないんじゃないか?と我ながら思いました。

本を買いに行くために少し距離のある書店にわざわざ「立ち読み」しにいく手間暇を考えれば、月額980円くらいであれば安い出費ではないでしょうか。

どの本でも読めるというわけではないので、品ぞろえは完ぺきではないかもしれませんが、それはリアルの書店も同じことです。


本1冊未満の価格設定であることを考えると、通販での書籍購入で失敗してしまうよりも、よっぽどメリットがあります。

『Kindle Unlimited』でライトに「立ち読み(試読)」をして、腰を据えてじっくり読みたい本があれば通販で「購入」するという行動がとれます。


また、簡単な情報収集のために使うとしても、どこの誰が書いたかわからない「デマ」や「ウソ」も書かれているインターネット上の情報を信じるよりも、きちんとした「出版社」を通じて出版されている本に書いてある情報の方が信用できます。


すなわち、『Kindle Unlimited』を「本を読むため」に使うのではなく「読む本を選ぶため」=「スクリーニング」に活用するということです。


この方法に気が付いた時、私の中に雷が落ちました。

今まで「使いこなせない」と思って避けていた『Kindle Unlimited』が、もはや”神サービス”にしか見えません。



☆『Kindle Unlimited』は「レンタルDVD・CD」と似ている

これは、「レンタルDVD・CD」と似たような考え方だと思います。

「DVD」や「CD」を物として”所有する”と言うのは、視聴する時以外のタイミングでも「保管場所」が必要になります。


しかし、我々が「DVD」や「CD」に価値を感じるのは”物体”としての「プラスチック製の円盤」ではなく、その中に含まれている「映像」や「音声」といった”形のないもの”です。


「映画」は見たい。けど「DVD」はいらない。

「音楽」は聴きたい。けど「CD」はいらない。


そのような人たちに需要があって「レンタルDVD・CD」の事業というのは成り立っています。


この法則で言うのであれば、「電子書籍」を読んでいる人の声はこうです。


「本の中身」は知りたい、読みたい。けど「本(紙の束)」はいらない。


ということになるはずです。


しかし実際のところ、「本・書籍」そのものをレンタルするビジネスと言うのが今のところ「レンタルコミック」くらい普及していないと思うので、「電子書籍」の『Kindle Unlimited』が最も近い存在になるのかな、と思います。


私もできれば「不必要な物」はあまり増やしたくないタイプなので、特に大ファンのアーティスト以外のCDはレンタルで済ませて、音源をデータとしてPCに保存しています。(ちなみに『CD借り放題』のサブスクもオススメです笑)



・・・え? 洋服は、って? 洋服は「必要なもの」、ですよ?笑



そんなところで、初月無料もあるので『Kindle Unlimited』に登録してみちゃおうかな、なんて考えております。


こうやって、ズブズブとサブスク沼にハマっていくんですね。わかります。



そんな感じで、今回の記事は以上となります。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

もしこの記事が良かった、参考になったと思っていただけたら「スキ」ボタンをポチっと押していただけると嬉しいです。

それでは、また。



(・・・電子書籍専用端末を持つのもありかも?)

もしこの記事が良かった、これからも私まーくのことを応援したい、と思っていただけたら、無理のない範囲で構いませんので、支援して頂けると跳び跳ねて喜びます!よろしくお願いします!