ひきこもり日記*眠れない日のスマホと執着と手放し
眠れない日が続いていて、眠れても2時間ぐらいですぐに目が覚めてしまう。まずは生きていることを実感する。
枕元にいつも置いている水を飲む。ここのところ、この、水が飲めない。100円ショップで買ったタンブラーにストローを指して倒れてもこぼれないように置いて寝てる。水は飲んだら安定剤になるような気がしてるんだけど、目が覚めた時に飲むことを忘れてしまう。
目が覚めたら時間を知りたくなってついスマホをタッチする。
それからそのままなんとなくスマホを見てしまって、ますます眠れない。
一時期、このスマホ禁止令とストロングチューハイの禁止令を自分に出したことがあって、その時はなんとか熟睡できていた気がする。
本を読むにしても、この電子機器はどうして安心とリラックスを奪うのだろう。でも中毒のようにその小さな機械の中の世界に入り込む。
動画で違う国へ行ったり、ありがたいお話を聞いたり、音楽を聴いたり、きれいな絵を見たり、たくさんのきれいな元気の出る文章を読んだり。
日本でiphoneが発売されてすぐに買ったわたし。そのころはガラケーで携帯会社もdocomoだったから、Softbankのiphoneとガラケーの2台持ちで、かなりの期間を過ごした。
今でもほとんどの歴代のiphoneはとっておいて、お風呂用とか読書用とかで分けて使っている。
iphoneがない世界には、もう戻れない。
手放せないというのと執着とは同じものなのか。
眠れない夜に雨の音を聞きながら、そんなことを考えてたらますます眠れなくなって、季節のせいだとじぶんに言い訳をして、このまま眠らない、と腹をくくって動画を見ていたら朝方になって寝ていたことに気がついた。
スマホを握ったまま。水は減ってない。
たぶん時間の使い方を考えるべきだろうし、カラダを動かすべきなんだと思うけど、長い間の習慣と、眠れない夜の現実逃避の方法が読書とスマホ以外に考えられなくなってしまっている。
旅行には行けないから気分も変わらないし。
固まった思考も手放せないのは、ほかの方法を知らないからかな。
執着かな。
だんだん夜が短くなっていく。
眠れなくても楽しいならべつにいいか。
ひきこもりの創造へ役立てたいと思います。わたしもあなたの力になりたいです★