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マレーシアにいたら断酒していた私:2021年11月10日(断酒宣言の日)

今年5月に一時帰国していた日本からマレーシアに帰り、隔離生活を経て今に至りますが、そういえばお酒を全く飲んでいないことに気づきました。

断酒してもう半年になろうとしています。

日本で働き暮らしていたころは晩酌が日課で梅酒、日本酒などを好んで飲んでいたのですが、ここ半年は本当に全く飲んでいません。

もともとイスラム教徒が人口の6割のマレーシアでは、現地法人でマレーシア人と一緒に働いていると「飲み会」がほぼ0です。
お酒のある食事会といえば、日本人同士もしくは中華系、ヒンズー系の人たちとの間だけで、街中のレストランでもお酒がある場所は限られています。

スーパーマーケットの中でもお酒と豚肉のコーナーは仕切りがあったり、別店舗になっていたり、会計はもちろん通常のレジとは別会計。
イスラム教徒の人々はそれらに触れることさえ禁止されています。

私の場合はイスラム教徒になったわけではないのですが、まずマレーシアに帰国してからの14日間、政府指定のホテルでの隔離生活でお酒を飲まなかったこともあるかもしれません。

私が泊まっていたホテルではルームサービスでももちろんお酒は注文できませんでしたし、差し入れの注意事項にも「お酒は禁止」と書いてありました。(ただスーツケースの持ち込みはチェックされないので、部屋で飲んでいた人はいたと思います。)

そして、一歩も外に出られない隔離が終わった後も、シャバの空気と一緒にキンキンに冷えたビールを一気飲みすることもなく今日まで過ごしてきました。

ここまできたら、もう今更に高いお酒を買って飲もうという気持ちにもなりませんね。

マレーシアでは酒税も高く設定されているので、お酒は日本で買う2~3倍の値段。お酒が免税になるランカウイ島以外では高級品です。


11月10日は断酒宣言の日。11月の「November」を「もう、飲めんばー」、10日を「酒、止(10)まる」とした語呂合わせで制定された日だそうです。また、1963年に全日本断酒連盟の結成記念大会が開かれた日でもあるとのこと。

私はお酒はそれほど強いほうではありません。

中学校の時の授業でお酒への耐性をはかるアルコールパッチテストをしたときも、腕に貼ったパッチの跡が真っ赤になっていたことをよく覚えています。
アルコールパッチテストは、アルコールの分解酵素が自分に備わっているのかいないのかを調べるテストで、パッチの跡が赤くならなかった人はアルコールに強い人とのこと。

大人になってからは仕事柄の付き合いで飲むことも多く、耐性はついていましたが、6か月お酒を飲んでいない今はきっと真っ赤になってしまうでしょう。

以前は毎晩飲んでいたお酒ですが、6か月飲まなくても平気だったので、それほど私には必要不可欠ではなかったのだなぁとちょっと不思議です。


そして、お酒を夜に飲まないのでその分読書や勉強の時間が増えました。

勉強の時間が増えた影響なのかは分かりませんが、マレーシアで以前よりよく飲むようになったのは甘いKopi(コピ)やMILO(マイロ)

Kopiはコンデンスミルクがたっぷり入ったマレーシア式コーヒー、MILOは日本でも飲まれているミロです。

特にKopiは糖分がたっぷり。疲れた体を癒してくれると同時に体重増加の心配が出てきてしまいます。

お酒も糖質なのでKopiを飲んでいれば一緒かもしれないですね。

何事もほどほどに。
砂糖の摂りすぎは良くないので、私の場合はちょっと「断Kopi宣言」をしなければならないかもしれません。


本日も読んでくださりありがとうございます。

日常生活の中、ほっと一息、好きな飲み物を飲める時間って大事ですね。

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