マレーシアのラマダンの様子は?(4月3日#ラマダン・断食始まり)
2022年のマレーシアのラマダン・断食月は4月3日から。
約1か月間の”日中断食”が始まります。
マレーシアは多民族多宗教の国ですが、国教はイスラム教で人口の6割をイスラム教徒の方々が占めますので、ラマダンとラマダン明けのハリラヤは1年のうちで一番大きな行事でありお祝いごとです。
断食の始まりの前日となる今日は、近所のモールでも外食をしたり、外食後のデザートやコーヒーを楽しんでいる方を沢山見かけました。
イスラム教徒の方々はラマダンの期間中は日中は飲食は禁止となります。
日中(日の出から日没まで)は水を飲む事もできません。
(体調不良、妊娠中や生理中の女性は免除)
断食は日中のみなので、日没から日の出までの間にイスラム教徒の方々は飲食をします。
日没と日の出にあわせて飲食可能な時間帯も毎日決まっていて、1日の断食明けの食事はブカ・プアサと言って家族や友人たちと集まって食事をすることが多くなるそうです。
Ramadan Calendarもありますし、時間に合わせて近所のモスクから大音量の音楽で時間を知らせてくれます。
今年は特に4月1日からマレーシアも規制が緩和されるということで、近所のレストランでも「ラマダンブッフェ」が盛り上がっていますね。
食べ放題で◎◎リンギ!とか広告をよく見ます。
また、ラマダン時期に楽しみとなるのは「ラマダンバザール」というナイトマーケット。
地域ごとに広い駐車場などの広場などでバザールが開催され多くの屋台が出てお祭りのようになります。
「断食」というとまったく食べ物を口にしないとか、水だけというイメージがありますが、イスラム教の断食は日中のみで夜と夜明け前にガッツリとご飯を食べるので逆に太ってしまいそうで心配です。
ただ、イスラム教徒の方々は伝統的に毎年ラマダンを過ごしていますので、「ラマダンで太った」という話は聞きません。
私が真似をしたら確実に太ると思います…
そんな、断食月・ラマダンが始まるということで…私も4月は運動を続けることを目標にしているので自分の食事も気を付けようと色々調べていました。
以前やっていたオートミールを主食にすること、豆腐や野菜をしっかりとること、MILOで鉄分補給すること…など食事日記も付けながら頑張ります。
日中断食で昼間に閉まるレストランも多くなるので、新しい家で自炊をするいい機会かもしれないですね。
過去2年は規制が厳しい状況下でのラマダン・断食月でしたが、今年は規制が大幅に緩和されて街中もなんだか賑やかな様子です。
そして、ラマダン明けのハリラヤ・プアサはマレーシアでも1年の中で一番大きなお祝いとなり、日本の祝日であるゴールデンウィークと今年は重なります。
例年ハリラヤ・プアサが平日の時は会社のメンバーには交代で休みを取ってもらっていたのですが、今年は担当する日本の顧客に合わせて全員が休めるということでみんな喜んでいました。
私もラマダンの雰囲気を楽しみながら、「断食月」ということで自分の食事も気を付けようと思います。
本日もお読みくださりありがとうございます。