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やっぱり留学は無理なのか

奇しくも娘に企業から留学生のための給付型奨学生に選ばれたと連絡が来たのと相前後し、通っている大学から交換留学が今年度は難しいと発表がありました。想定はしていましたが、子どもの留学はほぼキャンセル。あんなに時間をかけて調べて申し込んで奨学金のために志望理由書など何十時間もかけて書き上げたのに。ようやく受け入れ先の学校から許可が届いたところなのに。

海外のニュースを見ているとインドなどは感染がひどいのでもちろん危険ではあるとわかります。アメリカやヨーロッパは一時より改善されているようで、秋ごろには気を付けて出発できる一縷の望みを持っていたのにやはり厳しいですね。もちろん安全第一なので学校側の処置が正しいとは理解できますが四年間しかない大学生活を思うとやりきれない気持ちです。

コロナで命を落とした人、家族を亡くした人、仕事を無くした人、収入が減った人、本当に大変なことです。留学だけではありません。結婚式をしようとしていたのにキャンセルや延期になる人、新婚旅行にも行けないでしょう。皆が多かれ少なかれ想定外の人生を余儀なくされています。悔しいです。

特に若い人にはいろんな夢があったと思います。若者の一年と我々の一年では重みが違います。今しかできないことを精いっぱいやってほしかった。やらせてやりたかったのです。

今の大学三年生は去年の留学もキャンセルになって今回は4年で卒業するには最後のチャンスだったはず。留学以外にも有意義に過ごす方法はあるでしょうし、国内にいてオンラインで海外の授業に参加することも可能なようです。それでも無念だろうと思います。

大学二年生のうちの子どもの場合は来年秋からの一年という可能性も残されている分、救いかもしれません。ただ、娘は教員免許も目指してそのための授業もたくさん取り、課題に追われています。三年秋か四年春に行くべき教育実習はどうなるのでしょうか。就活もあらかた終わってしまうタイミング。親が立ち入りすぎるのは控えなければいけませんが娘が苦悩している様子が見て取れます。

ワクチンだけでなく、特効薬ができる日が待ち遠しいです。マスクをしなくてよい生活はいつからできるのでしょうか。いろいろな意味で以前のような日々は帰ってこない気がします。状況に適応しながら日々をうまくやり過ごすのが当面できることかもしれないですね。

今日は昨日と打って変わって良いお天気です。庭ではベリー類がいい感じに育ってきました。

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朝の空気を胸いっぱい吸って元気に過ごせたらと思います。皆さまも花の金曜日を楽しくお過ごしください。

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