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My father is my mother

and my mother is not my mother. 
 

まともに英文と思って読んでくださった方や、すでにご存知の方には申し訳ないです。性同一障害でもステップファミリーでもありません。

「私の父はわがままで、私の母はわがままではありません。」というジャスト ジョークです。

ごきげんママ♡の青春時代前期にチューリップというフォークソングのグループの『虹とスニーカーの頃』という曲が大ヒットしました。出だしが

わがままは男の罪、それを許さないのは女の罪

という歌詞なのですが、お聞きになったことはありますか?1970年代だったと思います。メロディが良くて頭に残りやすいとてもきれいな曲ですが、この勝手な歌詞が受け入れられたのも昭和だったからでしょうね。

今、男の人がわがままでそれを我慢する女の人ってどれくらいいるのでしょうか。男女とも残念な感じです。冒頭のジョークにしてもお父さんだけわがままでお母さんが全然わがままじゃない家庭なんて存在しないでしょうし、もしそれに近い家庭があったとしてもうまくいっているとは考えにくいですね。

50代半ばの所感ですが、人間誰しもわがままなもので、みな社会性という覆いを被って生きているだけではないでしょうか。わがまま、という言葉も裏表があって良くいえば「自分としての芯」のようなものでもあると考えられます。

ですから誰もが「わがまま」や「自分の芯」のようなものを捨て去ることなくうまく家族や周りの人のそれをも受け入れてお互い譲り合いながら生きていくのが人の道なのかなぁなどと思う雪が降りそうで降らない冬の朝です。

夫婦といっても元は他人なわけですし、我が子といえども別の人格。たまたま近くにいる人といい関係じゃないと自分が苦しくなるばかり。適度な距離をさぐりつつ今日も元気に乗り切りたいものです。

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