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あの頃アンティークショップ巡りが趣味だった

中学時代を家の方針でテレビなしで過ごしたごきげんパパ♡はとてもテレビ好きに成長した。一番好きな番組は「新婚さんいらっしゃい」だが、その次によく見ている番組は「開運!なんでも鑑定団」かもしれない。シティボーイの名残かトレンディードラマも大好物だけど。

そのお宝の話を書こうと思う。ミニマリストの逆を行く我が家が出来上がったいきさつにアンティークショップ巡りが趣味だった時代が関係していることは間違いないところだ。ただでさえ幼児二人を抱えて物が増えるころにカリフォルニアの場所余り激しい土地の空間だらけの一軒家を借りたことが傷口を広げたと言える。日本の社宅から飛び出して何か勘違いした。

概してアメリカ人は古いものが好きだ。そして大事にする。歴史がない分、憧れているのか東京の都心より京都の嵐山や地方ののどかな町並みが好きという人が多いように思える。新築の家よりもアップグレードして高く売り出す中古もビジネスとして成功しているようだ。新築や新車に一歩足を踏み入れたら2割がた価値が落ちる日本と少し考え方が違うかもしれない。

というわけで街のあちこちにアンティークショップがあったり、大学のキャンパスで日曜日にフリーマーケットが開かれていたりして、それらは愛好する人で賑わっている。ごきげんパパ♡もわたしもちょくちょく覗いては掘り出し物を購入していた。と言ってももちろん骨董ものの目利きであるはずもなく、でも気に入って日本に持ち帰ったものでマンション住まいの我が家はぎゅうぎゅうだ。

その一例が上のレノックスのスパイスラックたち。これ、可愛くない?と軽い気持ちでごきげんパパ♡にささやいたのがお持ち帰りの始まり。私の願いならできる限り応えないといけないと思っているごきげんパパ♡はキッチンのリフォームには首を縦に振らないけれど、この置物はお買い上げした。

この類のものが家にいっぱいあって断捨離が進まない。埃がかぶっていたのを洗い落とすのがせいぜいで物は減らない。

一点一点手作りというのが売りのロンガバーガーのバスケットも駐在の奥様方の人気商品で、もれなく我が家にやってきた。

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ジャンクすぎないコレクションの数々が生活しにくくしているという側面に気づくのが少し遅かった。日々物を減らそうと30分を当てはじめてあの頃のアンティーク集めってなんだったんだろうと憑き物が落ちたような心境だ。彼のアメリカで、こんまりさんのおかたづけ本がベストセラーになったと聞いて時代は確実に舵を切ったと思い知った。

集めたものたちのおかげでずいぶん楽しい思いもしたけれど、賞味期限が来たのかとオークションやメルカリに出すことも考えるけれど梱包など大変すぎて頭を抱える。コレクションも後先考えるとほどほどに、ということ。

家中のものの数を把握している人のnoteを読んだことがある。憧れる。一体どうすればそんなことができるのか。老前整理Day4、今日も粛々と30分取り組もう。暑くてウォーキングどころではないからその代わり、ということで。

では皆様も暑さと台風にはお気をつけてよい一日をお過ごしください。


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