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持ち寄りパーティーで覚えたお豆腐サラダ

昨日の夜は予定通り焼き鳥とお豆腐サラダの夕ご飯でした。いつもの3人だったのでパーティーではないけど家族で囲む食卓は気楽でいいものです。

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コストコの桜どりの焼き鳥と、野菜室にあった万願寺とうがらしをどどーんと焼いて焼き鳥にはクレージーソルトで、とうがらしにはめんつゆで味付け。至ってシンプルながらイケます。

そしてお豆腐サラダ

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今日入れたのは絹ごし豆腐一丁に長ネギたっぷり、あったのでセロリをみじん切りにしたもの、アボカドと、キャベツのみじん切りも山盛り。それにお砂糖、お酢、ごま油、お醤油で味をつけてこれまたたっぷりの胡麻を入れます。あればトマトやハムを入れてもよし。

このサラダはいつぞやの持ち寄りパーティーで年長の友人が持ってこられて美味しくて、それ以来我が家の定番になりました。私はその上に焼き海苔をふんだんにのせるのが好み。

ポトラックと呼ばれていた持ち寄りパーティーは社宅時代、駐在時代を通してたびたび開催されて、それは楽しいけどちょっと悩ましいものでした。メニューが偏らないように、主食系、お肉やお魚、お野菜、デザートと大体の担当を決めることもありました。数日前からどんなものを作ろうかと考え、当日は自分が持って行ったものが喜ばれるのか気になるのです。家族ぐるみの場合は子どもまで

「ママが作ったの、なくなってるね!」

などと売れ行きを気にします。最初のころは作りすぎて残って悲しい思いをすることもありましたが、徐々に皆さんがヘルシーなものをより好まれることなどを察知し、当日のメンバーを思い浮かべて適量持参することができるようになりました。

夫の会社のメンバーで、アメリカ時代にいつもおでんを大鍋で持ってこられる男性がいらっしゃいました。手に入りにくい日本の食材を買い出しに行って、例えば卵なら30個くらいダイナミックに入っていて仕切りまでついたお鍋でまるでお店やさんのよう。お出しが効いて抜群においしかったのです。あの方はそろそろリタイヤされたかしら。アメリカ人の奥様もとても穏やかで素敵な方でした。

他にはメキシコに住んだことのある人のサルサやアボカドのディップなど皆が思い思いに持ち寄っていたことが懐かしいです。我が家に取り入れられたのはお豆腐サラダでしたが、お稲荷さんの皮にゆでたそばを盛り付けてゆずや紅しょうがをのせたのも簡単で人気がありました。日々我が家に上るお料理のどこかにこれまで過ごしてきたいろんな思い出が混ざり合っているようにも思えます。

お豆腐サラダを作ってきた彼女は年間200日もラウンドした記録のあるゴルファーで、今日もどこかのゴルフ場に立っているかもしれません。このサラダを作るたび、その人が今もどこかで豪快なスイングをしているような気がするのです。

早くも10月も最終の月曜日ですね。寒くなってきましたがおいしいものをいただいて元気に過ごせますように。


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