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リアル生イギリス英語 vol. 4<4週間前からが勝負のクリスマス>

11月に入ると、イギリスでは

Christmas is around the corner.

「もうすぐクリスマスだね」という言葉を耳にし始めます。‘Christmas is coming.’とはあまり言わないんですね。

日本でも年末に向けてあっという間に時が過ぎる感がありますが、こちらイギリスでもハロウィンが終わるとスーパーや街の雰囲気は早くもクリスマスモードに。そんな中、先日クリスマスをテーマにしたセミナーに参加してきました。なんでも、クリスマスの過ごし方、それに向けての家庭での準備について、カジュアルに紹介してくれるとのことでした。

日本とは事情が異なるクリスマスツリーとリース

まず始めは日本でも玄関に吊るす家庭が増えてきた、リースの作り方と意味について。クリスマスツリーもそうですが、こちらではツリーの場合、ハロウィンのカボチャのように生の本物のモミの木を買って飾り付け、シーズンが終わったら捨ててしまいます。(勿論、飾りは外して。)リースも同じく、この先生の場合フラワーアレンジメント等に使われる給水スポンジ、

oasis

を使って毎年新たに作り直しているようです。オアシスとは製造メーカーの名前がそのまま物の名前になったのですが、英語で言えばバンドエイド band aid やスコッチテープ scotch tape などがよく知られていますよね。けれど、イギリスではどちらも

plaster(バンドエイドのこと)
sellotape(セロテープ)

と言います。セロテープが日本と同じ呼び名なのが意外ですね。

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話が逸れましたが、先生はリース用に丸くなったオアシスを使って、そこにまずはクリスマスの4週前の日曜日に4本のろうそくを立てます。今年は丁度キリのいい本日12月1日。この時点でもう、日本人的には「リースなのにキャンドル?どうやってドアに吊るすの?」と不思議に思いました。それもそのはず、これはクリスマス当日まで毎週日曜日に一本ずつ火を灯しながら祈る、より宗教色の強い

Advent wreath

アドベント・リースだったのです。

その他、クリスマスプレゼントの選び方、当日までの運びと準備、一連のクリスマスまでの期間を楽しむ為のコツ、秘訣

tips

を、セミナー当日に実際使われた英単語と共に、写真つきでご紹介しています。宜しければご一読下さい。

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