近未来の世界、サツマイモの侵略〔#1〕
舞台は近未来。薄緑色と白色と銀の金属で内装が施されている、シンプルで無機質な建物の中に、仲間といる。
目の前に机とパソコンがあり、どこかの研究室の教授の部屋にいるようだった。
我々は今後の対応策を練っている。
町は汚染されていて、一歩外に出ればどこにどんな恐ろしい生き物(寄生虫のようなイメージ)が潜んでいるか分からない。
私たちは武装をして恐る恐る部屋を出た。
ドアを開け、廊下に出て、歩き始めたその時、先を行く仲間の叫び声がした!!
何事だ!!!!
急いで仲間の元に追いつき、仲間が見つめる壁を見上げると、見たこともない怪しげな生き物が!!!
その正体は、
皮を剥かれて、輪切りになっている巨大サツマイモ!(しかも蒸かし)
思わず「Sweet Potato!」と叫んだ。(しっかり発音してた)
壁に貼り付いていたと思ったのも束の間、サツマイモは急速に壁をつたってこちらへ向かってきた!!まるでアイスホッケーのボールのように高速だ、しかし蒸かしイモなので少し柔らかくスライムのようにも見える。
ギャーーーーー!!!!
こいつを倒さなければ!
慌てて足元にあった何かを蹴り上げ、命中させ、動きを止めようとした!!!
・・・・思いっきり、右足で掛け布団を蹴飛ばして目が覚めました。
(少し肌寒くて、甘くて黄色くて美味しい焼き芋が恋しい気分だったのかしら🍠)
おしまい
次回をお楽しみに♬
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?