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独り易学研究会

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星マリアの怪しい独り易学研究会の様子や動画にてイーチンのお話、また、生意気にも弟子ができましたので、師弟問答録等を記録として残そうと思います。 有料ページも含まれます。イーチンの…
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#マリアの占い館

易占道具との不思議なご縁

易占道具との不思議なご縁

私も一応、占い師、というか易者の端くれなので、イベントや研究会などの際には筮竹類を持ち歩いていますが、皆さま、私の易占道具を見ると、とても驚かれるのです。特に1尺5寸のとても長く大きな筮竹と、古めかしい筮筒をご覧になられた方から

「おじいさまか何方かも易者さんだったのですか?」

「年季が入って味わい深いですね!いつ頃から使っていらっしゃるの?」

と、訊ねられることも多く、矢張り私には分不相応

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星マリアの易占トーク その10『八卦とは その4 人象について』

星マリアの易占トーク その3からは、八卦が出来た過程を辿ってお話しさせて頂いております。
翼伝の中の繋辞伝に、易の八卦ができる過程を説明する『易に太極あり、是れ両儀を生ず。両儀四象を生じ、四象八卦を生ず八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず』という言葉があります。

今回からは『太極』が積極的な「陽」、消極的な「陰」に分かれた『両儀』から、更に陰陽が交錯した四つの象(かたち)の『四象』に分かれ、更に四
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星マリアの易占トーク その9『八卦とは その3 性質(卦徳)について』

星マリアの易占トーク その3からは、八卦が出来た過程を辿ってお話しさせて頂いております。

翼伝の中の繋辞伝に、易の八卦ができる過程を説明する『易に太極あり、是れ両儀を生ず。両儀四象を生じ、四象八卦を生ず八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず』という言葉があります。

今回からは『太極』が積極的な「陽」、消極的な「陰」に分かれた『両儀』から、更に陰陽が交錯した四つの象(かたち)の『四象』にに分かれ、更
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黄 小娥 先生

黄 小娥 先生

『ナゾの美人。
まったくつかみどころがない。
いつ生まれて、どこで育ったか、誰も知らない。
日本人だという人もある。
中国人だという人もいる。
チベット人だという噂さえある。
親もなく夫もいない。もちろん子もいない。
たった一人ぼっちだ。 〜〜〜中略〜〜〜
わかっていることは、彼女の占いがものすごく当たるということだけだ。』

これは 黄 小娥 先生の著書『易入門 自分で自分の運命を開く法』光

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『星マリアのイーチンオラクルカード』の参考本や、易占い初心者様へおすすめの易の入門本をご紹介☆

今回は『星マリアのイーチンオラクルカード』をご購入くださった方へのわかりやすい参考本や、易占い初心者様へ、とてもわかりやすいおすすめの易の入門本をご紹介しております☯️✨ 

リニューアル版『星マリアのイーチンオラクルカード』は、品切れを機に只今絶賛作成中です❣️
リニューアル版は老若男女国籍宗教問わず気軽に手にとっていただけるものとし、イラストも宗教的なものにならないよう全て描き直し、より易の卦
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星マリアの易占トーク その5 『両儀とは 後編』

星マリアの易占トーク その3からは、八卦が出来た過程を辿ってお話しさせて頂いております。

翼伝の中の繋辞伝に、易の八卦ができる過程を説明する『易に太極あり、是れ両儀を生ず』という言葉があります。
今回は『太極』が積極的な「陽」、消極的な「陰」に分かれた『両儀』についてお話しさせて頂きました。陰陽につきましてお話するには少し時間がかかりますので前編、後編に分けました😊
今回はその後編になります。
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星マリアの易占トーク その4 『両儀とは 前編』

中国最古の古典、5000年活用されて来た占筮の書、易経、易占いにつきまして少しずつお話しております🔮 易に興味のおありな方、易を全くご存知ない方にもわかりやすくお話して行けましたらと思います😊

前回からは、八卦が出来た過程を辿ってお話しさせて頂いております。
翼伝の中の繋辞伝に、易の八卦ができる過程を説明する『易に太極あり、是れ両儀を生ず』という言葉があります。
今回は『太極』が積極的な「陽
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星マリアの易占トーク その3 『太極とは』

中国最古の古典、5000年活用されて来た占筮の書、易経、易占いにつきまして少しずつお話しております🔮 易に興味のおありな方、易を全くご存知ない方にもわかりやすくお話して行けましたらと思います😊

今回からは、八卦が出来た過程を辿ってお話しさせて頂きます。
翼伝の中の繋辞伝に、易の八卦ができる過程を説明する『易に太極あり、是れ両儀を生ず』という言葉があります。
今回はその八卦ができる一番最初の『
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星マリアの易占トーク その2 『易って何?』

中国最古の古典、5000年活用されて来た占筮の書、易経、易占いのお話を少しずつしております🔮
易に興味のおありな方、易を全くご存知ない方にもわかりやすくお話して行けましたらと思います😊

今回は「易って何?」「易経って何?」という事につきましてお話させて頂いております。

お話には伏義(ふくぎ)、周の時代の王様の文王(ぶんおう)、その息子周公(しゅうこう)または周公旦(しゅうこうたん)、孔子(
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一陽来復 ~ 冬至占

一陽来復 ~ 冬至占

早いもので本日は冬至ですね。 

冬至は 『一陽来復』 ともいいます。易経では『地雷復』。
陰ばかりの中に陽がひとつだけ戻ってきたカタチ。陰が窮まり陽となる・・・ということを冬至にあてはめたのですね。 
今までどんどん日が短くなっていましたのに、冬至を境に今度は少しずつ日照時間が長くなって行き、再び太陽光が戻って来る日という事で、これからは陽気を取り戻して行きます。

そんな冬至の日は、新しく来る

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師弟問答録 〜 水火既済の初爻

師弟問答録 〜 水火既済の初爻

こんな私に生意気にも弟子ができましたので、弟子からの興味深い質問を、師弟問答録という事で記録として残そうと思います☆

さて、弟子からの質問です。

「ある方を占った時、水火既済の初爻が出ており、この場合は進め事は避ける、現状維持に務めると解釈しているのですが、他にここは抑えておくべきという解釈はありますでしょうか? このところ、易でも勉強として占っていたのですが、この水火既済は初めて出ました、ざ

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星マリアの3分間易占トーク🔮

テスト動画投稿です💦
中国最古の古典、5000年もの間、占筮書として活用されてきた易経につきまして、少しずつお話して行きたいと思います🔮

https://www.instagram.com/tv/B3LyOdkgrHT/

独り易学研究会 縁談の可否に山風蠱の初爻

独り易学研究会 縁談の可否に山風蠱の初爻

さてさて、本日もとぉ〜〜っても古い、昭和17年3月、易学研究より、岡先生の易占例について考えて参りましょう。

ある知人の紹介で、22歳の女性の縁談を筮して、山風蠱の初爻を得たそうです。略筮です。

ご依頼者はお母様同伴で来訪されたとの事、22歳といえば丁度私の娘と同じ年齢、ですが昭和17年では結婚を考えるのに決して早くはなかったと思います。
お母様は「縁談をみて頂きたい」と、とても簡単な申し出で

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一陽来復 ~ 冬至占

一陽来復 ~ 冬至占

早いもので本日は冬至ですね。 

冬至は 『一陽来復』 ともいいます。易経では『地雷復』。
陰ばかりの中に陽がひとつだけ戻ってきたカタチ。陰が窮まり陽となる・・・ということを冬至にあてはめたのですね。 
今までどんどん日が短くなっていましたのに、冬至を境に今度は少しずつ日照時間が長くなって行き、再び太陽光が戻って来る日という事で、これからは陽気を取り戻して行きます。

そんな冬至の日は、新しく来る

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