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willow家の決断

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主に「母のお引っ越し騒動記」をまとめてます。
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#お引っ越し

17.5 母のお引っ越し騒動記《番外》

17.5 母のお引っ越し騒動記《番外》

ちょっと番外編です。

話は前後してしまいますが、これを書いてる今は母のお引っ越しは完了してちょっと経っています。

今回書きたいのは、私の決断についてです。

そもそも、そろそろ母に近くに来てもらおうと思った理由は「入院」でした。検査入院だったけれど、どんどん判明する体の状況。特に手術などが必要ではなかったけれど、母の年齢に改めて実感が湧きました。

だから、まだしっかりしてる「今なんじゃないか

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17:母のお引っ越し騒動記

17:母のお引っ越し騒動記

前回の記事です。

雪の翌日。なんとかto do listをやり終え(たと思ってた)、達成感でいっぱいで軽く疲労を覚えた私たちは、数駅先にある某有名ホテルの中華レストランの支店へ行くことにした。

そこは亡き父と母と3人で、時々食べに行ってた思い出のレストランだった。siblingsとその配偶者達とも行ったこともある。

もうここで母と夫と家族で食べるのも最後かな、と思いながらメニューを選んだ。父

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16:母のお引っ越し騒動記

16:母のお引っ越し騒動記

【ライフラインの大問題】

前回の記事です。

世間のお正月休みがやっと明け、ネットショップもライフラインの各機関もお役所も営業が始まりやり取りができるようになった。

ベッドも希望のものが希望の日の配達が手配できた。次々とガンガンと購入&手配をしていく。ちなみにベッドは、当初考えてた所で買うよりも、同じものを4割ほどお安く購入できた!嬉しい!

問題は、大問題はライフラインだった。

ここから私

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15:母のお引っ越し騒動記

15:母のお引っ越し騒動記

【頭しゅぅしゅぅ。耳から火花】

前回の記事です。

母の携帯の中や年賀状を見てて思った。

海外にいるsiblingsや従姉たちに連絡を取ってみようかな。siblingsは上なのだが年がとても離れてて、従姉たちもかなり年上だ。従姉たちはみな両親をもう見送ってるか介護真っ盛り。まずsiblingsにメールしてみた。父の時は(その時も日本にいたのは私だけ)デリカシーに欠けることを言われて傷ついたので

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14:母のお引っ越し騒動記

14:母のお引っ越し騒動記

【更なる決断】

前回の記事です。

夫はほぼ毎晩、会社の帰りに私の実家に寄ってくれることになった。寄ると言っても、会社から実家まで夜中に(法定速度内で…)ぶっ飛ばして1時間半。実家から我が家まで夜中で2時間弱。自宅から会社までは、朝は最低1時間半掛かる。渋滞があったらそらもう凄い時間が掛かる。もはや寄るという感じじゃない。毎日小旅行。

大雪が降る夜にバカでかい彼の趣味のものが届いたけど、普段だ

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13:母のお引っ越し騒動記

13:母のお引っ越し騒動記

【急展開】

前回の記事です。

母の書類審査が通り、入居できることが決定した。前回では安心のあまり、私が体調をちょこっと崩したところで終わったと思う。

私だけでは無かった。
私の体どころでは無かった。

書類を出し終えてから数日後。コロナ感染者が激減した頃合いを見計らって、日帰りで遠出した。久し振りの友人との再会やお出掛けとあって、携帯をあまり見てなかった。気がつくとLINEが数件、携帯に数件

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12:母のお引っ越し騒動記

12:母のお引っ越し騒動記

【書類審査編】

前回の記事です。

ネイルサロンにいる時に、美声担当者さんから連絡を頂いて一週間後。

彼女から着信があった。

お世話になっております〜。
はい、こちらこそお世話になっております。

えっとー、審査の結果なのですが〜

この方、美声さんの上におっとりさんで(お仕事はすごくデキる)、最初の一声を聞いても二声を聞いても分かりかねる。
.
.
.
審査に通りましたので〜

やったぁぁ

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11:母のお引っ越し騒動記

11:母のお引っ越し騒動記

【書類編3】

前回の記事です。

私と母の書類は揃った。あとは夫だけ。

その時、夫は非常に忙しかった。そんな時にとってもとっても申し訳ないとは思ったが、先着順なのでそうも言ってられない。から丁寧にお願いをした。必要書類のリストを紙ベースと、デジタルベース(夫の必要書類の箇所を赤枠で囲って)で渡して。

母の書類が届いてチェックやらなにやらで忙しくて、用意したよーと手渡された書類をチラッと見て自

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10:母のお引っ越し騒動記

10:母のお引っ越し騒動記

【書類編2】

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願い致します。

このシリーズも気がつけば10回目になった。なんやかんやと色々あるもんなんだなぁ。自分の記録のために書き始めたが、こんなに長くなるとは思いもしなかった。実際にお引っ越しが完了して落ち着く頃は、いったい何回目にまでなるんだろう。お楽しみに!?

前回の記事です。

【書類編1】の続きです。

母から「送りましたー

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9:母のお引っ越し騒動記

9:母のお引っ越し騒動記

【書類編1】
前回の記事です。

さてさて、母と夫と三人での見学が終わったら次は書類申請ですよ!

前にも書いた通り、書類を揃えて受け付けてもらわないと始まらない。新着順だから!退院したばかりの高齢の母には申し訳ないけれど、ここはもう一踏ん張り頑張ってもらわないと。

調べたら、母はそらもうめんどくさいくらい幾つにも分けて預金をしていて(危機管理としてはよろしい)、それがまた近くにない銀行ばかりな

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8:母のお引っ越し騒動記

8:母のお引っ越し騒動記

【家族で見学編】

前回の記事です。

最近、言葉の乱れがありまして。
大変申し訳ありません。
言葉が乱れてしまうほど色々ありまして。
これからもあると思いますが、さらっと流して頂けると助かります。

さてさて、やっと母(と夫)が見学するところまで辿り着きました。

なんとかポイントカードも無事に作り終え、入居希望のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)へ到着したら不動産会社の担当者(美声さん)が出

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7:母のお引っ越し騒動記

7:母のお引っ越し騒動記

前回の記事です。

《母の退院》完結編で書いた通り母が退院して、そのまま私たちが住む、そして母がお引っ越ししてくる街に連れてきた。

ギリギリ歯を食いしばる(私が)進行ながら今のところ順調にきてる。次なるは本人がいないとできないという、デパートのポイントカード作成だ。サービスカウンターのあるフロアに到着し、エレベーターを降りるとすごい人でギョッとする。よく見るとお歳暮やお節の臨時売り場ができていて

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6:母のお引っ越し騒動記

6:母のお引っ越し騒動記

前回の記事です。

上層階のお部屋を見せて頂き、次は談話室へ。狙っているお部屋の階のすぐ上が最上階で、そこに談話室があった。広々として木の温もりがなんとも良い雰囲気の家具で揃えられている。ベランダに出ると高架線路のはるか上なので、ずーーーっと遠くまで見渡せる。母の大好きな富士山も見えるのでは?と思ったけど、これは線路を挟んだ対面にあるビルがあってギリギリで見えなかった。残念

でも海はチラッと見え

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5:母のお引っ越し騒動記

5:母のお引っ越し騒動記

前回の記事です。

ということで、やっと見学の日がやって参りました。

空はこの日も抜けるような快晴。その中、松葉杖をついてえっちらおっちら。その結果、両肩がパンパンになったのは前回に記した通り。

見学を担当して下さったのは例の天担さんではなく(ちょっと残念)、これまたとても穏やかなしっかりとした素敵な方でした。関係ないけど私の好きな声だった。

エントランスで迎えて頂き、コンシェルジュの方たち

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