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映画「DREAM」鑑賞

1960年代、NASAでマーキュリー計画に参加した3人の女性たちを描いた実話のサクセスストーリー

海外ドラマ「タイムレス」で彼女達の存在を知り気になって、やっと鑑賞することができ素晴らしい作品であった。
宇宙飛行士という花形な存在も、その裏で支える縁の下の力持ちがあってこその存在であり。その中でも計算手で黒人女性、当時の彼女達の存在や功績は現在では計り知れなく大きいと言え、時代も黒人に対しての偏見や人種差別が酷く特に白人男性が当たり前とされる現場で黒人で女性となると鼻つまみ者にされる時代での彼女達3人の勇気ある行動と姿は見ているうちに自然と応援したくなってしまった。

キャストもいい味を出しており、主役3人のキャサリン・ドロシー・メアリーの存在感や自然体な演技と関係性が特に素晴らしかった。家庭を持ちながらも互いにお互いを尊重し合い、ポジティブながらに落ち込んでも家族の存在が彼女達を助けたりと微笑ましく、脇を固める、キャストも豪華で上司のケビン・コスナーやキルスティン・ダンストなども良い演技をしている。

音楽も素晴らしくジャズやブルース他ブラック音楽まで幅広く黒人の魂を震えさせるような印象で物語にうまく溶け込み色付けをしておりサントラが欲しくなってしまったほどだ(笑

黒人差別がテーマに含まれている作品で一切暴力などに訴えて権力を勝ち取る横暴な描写はなく、自分の実力や才能、努力などで地位を確立していく描写は希望や好感がもて!人種差別問題を扱った作品の中でもかなり痛快に見れ、尚且つ実話を元にsuccessする姿には勇気をもらえるはずだろう。

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