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「問い」の立て方から紐解く、キャリア選択

「なんか仕事にやりがいを感じない.....」

「他にやりたいことができた.....」

「転職したい.....」


働く中で、このような疑問を持ったことはありませんでしょうか?


僕はもう最たる例で、「飽き性&好奇心旺盛&一つの場所に長くじっとしてられない」の三拍子を兼ね備えており、内なる自分の心の声と対話し続けています。


キャリアの意思決定をしていく上で、どうやら「良い問いを立てることが重要なのではないか?」という仮説に辿り着きました。その考察をしようと今回noteを書くことにします。僕自身のケースも交えながら紐解きます。

■はやしの事例で

(簡単な経歴)
新卒:レバレジーズにて
 人材事業のキャリア支援アドバイザー

1年後

2社目:LITALICOにて
 現場指導員として、お子さん・親御さんの双方支援

半年後

現在:子 / 親への自立支援と対話をしていく中で
 ライターやコーチング事業、ワークショップ企画等も行う

半年~1年間毎のスパンで、興味関心領域が広がっていますね.....。(一見ブレブレなこの変遷は触れずに)今回の考察ポイントは、「なぜ、やりたいことや興味関心が変わっていくのか?」ということに着目。


■向き合ってきた「問い」

考察した結果、キャリアの中で「向き合いたい問い」を立てて、立てた問いの仮説検証ができる環境(仕事や活動)を選んでいる!!!!?という結論に至りました。再度自身の具体事例を交えます。


1社目:レバレジーズ

   人材事業のキャリア支援アドバイザー

裁量を持って働きながら事業作りに挑戦でき、楽しく働ける環境はどこだろう?


新卒時の就活では、社会に価値を提供できる人間になるために「自分が成長できそうな環境はどこか?」という観点で探し、上記のような問いを抱きました。

働く中で、問いがアップデートされるきっかけとなったのは、僕が転職を志望する方の面談を仕事としてしていたところにあります。

「転職したい!」という意思を持って相談に来て下さったのは、その行動だけでも賛美に値すると思うのですが、一方でその人の市場感にあった環境を、仕事を紹介するという就職支援の形でしか貢献できないことに、大きな違和感を覚えました。

健康で元気でやる気がある人ばかりでなく、どうすればいいか分からず途方に暮れている人、面談が始まる前から涙目の人、入社した会社が合わずに体調崩して休職してしまった人、医療機関からの適切なフォローが必要なのに親からも相手にされずにここまで来てしまった人。たくさんの方たちと出会いました。

もっと幼少の頃からできたことあったんじゃないか。そして、それに気づかせる環境(親・友人・コミュニティなど)、応援されて愛されて 好奇心が伸びるきっかけがあれば.....」という問題意識を持つようになり、昔から思い入れのあった家族支援ができる組織へと転職しました。


2社目:LITALICO

   現場指導員として、お子さん・親御さんの双方支援

子どもが自分らしく生きる力を育むために、どうすれば親が子育てを楽しみ、親自身の人生も自信を持って歩めるようになるだろうか?


子どもの頃から、自分自身のことを知り「やりたいことやすきなこと」を見つけながら、それが応援されて愛される成長を育むには

「家族からその幸せを生み出したい」という想いを持ち、親御さんの自己効力感の向上と居場所となれるような対話はどうすれば実現できるか?という想いを持ち、上記の問いと向き合っています。


現在:子 / 親への自立支援と対話をしていく中で
   ライターやコーチング事業、ワークショップ企画等も行う

悩みや生き辛さを抱えている人たちに対して、"自分がしたい表現×支援のニーズがある=届く" 在り方はあるだろうか?


"目の前の" 家族の支援をしていくことに加えて、"まだ見えていない" 家族や困っている人たちに対して、届けられる形はないだろうか?

自分自身の心が震え、内なるもの全てを懸けて表現し、人と手を取り合いながらやさしい世界は創れないだろうか?

そんなことを想いながら、取材×執筆=発信を通じて、その人と周りに関わる人への貢献、トピックコーチング / メンタルコーチ、ワークショップや場作りの企画などを行っています。


1社目:
裁量を持って働きながら事業作りに挑戦でき、楽しく働ける環境はどこだろう?

2社目:
子どもが自分らしく生きる力を育むために、どうすれば親が子育てを楽しみ、親自身の人生も自信を持って歩めるようになるだろうか?

現在:
悩みや生き辛さを抱えている人たちに対して、"自分がしたい表現×支援のニーズがある=届く" 在り方はあるだろうか?


■「問い」の整理の仕方

仕事に対するやりがいや位置づけの仕方、人それぞれだと思いますので、一つ参考までに自分が行っている内省のプロセスを書きます。

①どんな人に対して
②どんな困り / 課題を
③どんな役割 / 関わり方で
④どんな表現方法で
⑤どんな状態までいくと、満足するのか?

特にこの問いの立て方は、「あれ...自分なんのためにこの仕事してるんだっけ...?」「なんか今の自分の状況に、モヤモヤする.....」という状況を打破するために、役立てるのではないでしょうか。


僕の場合ですと、こんな感じです。

【1社目】
①どんな人に対して
 ⇒フリーター / 第二新卒層
②どんな困り / 課題を
 ⇒自走して就職することが困難
③どんな役割 / 関わり方で
 ⇒直接対面で支援する、アドバイザーとして
④どんな表現方法で
 ⇒人材紹介の転職支援として
⑤どんな状態までいくと、満足するのか?
 ⇒ひとりでも多くの候補者を内定に導く
【2社目】
①どんな人に対して
 ⇒発達に困りを抱えた子・その親
②どんな困り / 課題を
 ⇒(親)関わり方が分からない、自信が持てない
どんな役割 / 関わり方で
 ⇒現場指導員として
④どんな表現方法で
 ⇒不安に寄り添う、自己効力感を高める褒め
⑤どんな状態までいくと、満足するのか?
 ⇒子育て+自分の人生を楽しめる

(ちなみに、転職時は【①どんな人に対して②どんな困り / 課題を】の2つに動機を感じて、キャリアを変える選択をしました)

書いてみて思ったのですが

今自分がやっている仕事を整理したり、納得感を持たせる

なんとなく湧く好奇心に対して、関わり方や表現方法、理想状態をイメージさせる


のに活かせるのではないかなぁ.....と。今の自分の仕事や活動に対して、向き合いたい「問い」を是非、分解して整理してみてください。


まとめ

■キャリアにおける「違和感」に素直に、明確に
■いま、ここに自分がなんのために在るのか「問い」を立てる
■問いを5つに分解して、自分の仕事のやりがいに気付く
 ①どんな人に対して
 ②どんな困り / 課題を
 ③どんな役割 / 関わり方で
 ④どんな表現方法で
 ⑤どんな状態までいくと、満足するのか?

(余談)

まだ正式にリリースしていないのですが、「向き合いたいテーマを設定し、在りたい自分を踏み出す」をコンセプトに、トピックコーチングを個人で始めるつもりです。(①関係性:家族, 友人, 同僚, 恋愛など / ②仕事と活動 / ③自己内省:自分を許す, 認める, 気付く

noteを読んでくれた方々に向けて、無料ではやしのコーチング / メンタリングを受けて下さる方、数名募集しようと思いますので。仕事でも恋愛でも生き辛さなど、なんでもお話してください。こそっと連絡やコメント下さい。

また、せっかくキャリアや「問い」について書いたので、皆さんのキャリアや思考⇔感性の使い方のお話なども聞かせてくださいな。では。


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