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[今だけ無料]ジブン解決! 恋愛不感症だと思っていたジブンから解放されたゲストの思考回路詳細|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-11
「第一、数」 「俺のストライクゾーンは、ものすーっげー狭いってこと」 「そのようね。だからたいていの表面的な可愛さだけでは、あなたは魅了されなかった」 「あと、ちゃんと自分の中にセンサーついてるなってのも実感。要は、俺に見合うヤツが出てくるまでの数には、まだ足んなかったってだけ」 どんな人だろ……東大卒のエリート女子、とか? 年上キャリアウーマン? 「まぁま! 言うじゃないのー。第二、キスもベッドも効果なし」 「それさ、今のでよーくわかったわ」 「どういう意味
[今だけ無料]尽くして尽くしてどんなに頑張っても、報われず満たされない負のスパイラルの正体|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-10
「へそ曲がりのあなたでは、そこまで気づけなかったようね。人間というのは面白いもので、自分がしてほしいことを相手にするものよ。あなたはそういう意味で、誰かに知ってもらいたかったのよ。ジブンの心の奥深くを理解してもらいたい、配慮されたい、尽くされたい……。だから、相手に尽くすことそのものには、何の苦も感じなかった。ただ、相手はあなたが見せてきた全力以上は返してこない。いえ……あなたが隠すから、相手も返せない。その満たされない連鎖に苛立ち、自己嫌悪を深めて……。つまり、すべてはあな
[今だけ無料]『身勝手・わがまま・自我』は他人を困らせ不快にさせる迷惑極まりないもの、という勘違い|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-9
「……別に」 あれ……? 声が、浮き足立ってる、気が。 「そういう事よ」 ……もしかして、伝わった? でも、なんで……? 「……あ。なるほどな。だからさっき、『痛みが残ってた』ってか……」 あ……。マドリンネ婦人の意図、伝わったみたい。 ……でも、どうして? それに、『痛みが残ってた』って過去形になったこと……今、認めた。ということは、彼は……もう、過去の傷に囚われてない? エッ、どうして?! 「ちなみにいうと、もう一箇所あるわ……」 「……あ。『今、
[今だけ無料]人が恐れを抱くのは、常に否定の先にある●に近づきたくないから|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-8
「あなたは恋をした経験がない。つまり恋心がわからない。だからそれを断られる痛みがわからない。わからないから、相手をどれくらい傷つけてしまうのかがわからず、相手が負うであろう痛みが怖くて……それで、ジブンの思いがなくても、一旦は受けてしまう……違うかしら?」 「ハッ……どこまでもキレイゴトが好きだなあんた。ってか、そういう意味じゃ……逆も然り、だぜ?」 「うふふ。そう、あなたは付き合う中で、相手に恋する可能性を見極めたかった……? それもきっと、少なからずあなたが可能性を感
[今だけ無料]自分勝手さは悪いもの・隠すべきものだと思うようになるルーツは、大事な存在の不快感に触れた瞬間だった…?|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-6
「お父さんのコト、どう思っていて?」 「ジコチューで弱くて、仕事に逃げてばっかで……相手を思いやることを知らねぇクズ」 ……どこの家庭も同じ、か。それも、そんな環境で育った子供は……マセるしかない。こっちが大人になるしか、生き延びる術はないんだから。多分、この彼も……だから、気が利くんだ。 それにしても、ろくでもない男が多いのは、なぜなんだろう? いや、男っていう枠で縛るというより……父親として、納得できない人間が多いのはなぜ? ……私達だけ? 「お母さんのコトは
[今だけ無料]自分勝手さは大事な自分の一面ーー見せない選択は、大事な存在を傷つける|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-5
「『つまんねー』……これはあなたの勘違いを紐解くヒントだわ」 「ハッ? っつーか、正直つまんねーと思うぜ、こういう会話とか。特に恋愛状態の相手になんか……」 ……早坂さんに一票。 「違うわ、そこが違うのよMr.早坂。恋愛は、お互いにまっさらの自分にたどり着くところまで、ジブンを見せていく過程よ? もちろん、言い方やタイミングはあるけれど。そしてあなたは、その道のりを順調にたどっていた。でも、途中で相手の不快に触れそうなジブンを隠し始めた。思いやってのことなのでしょうけ
[今だけ無料]辛い過去は背負って生きるしかないという勘違いが生み出す『諦め』という亡霊に苦しんでいませんか?|ジブン解決マドリンネ婦人 File.0002-3
「多くの人は、時間は過去から未来に流れていると思っている。けれど実際には、時間は未来から流れている。そして、あなたは現在というタイミングで、その未来からの流れをどう受け取るか。それを今、生きることで学んでいるところなの」 ……何? 時間が未来から……? ちょっちょっ、ちょっと待って、早い早い! 「ほーぅ、実にファンタジックな話だことで。時計は反時計回りに進むべき、って?」 ……そしてまともに返さない、彼。 あ。それもちょっと、ふざける余裕まで……すごい。 「だ