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スーパーオイル「ギー」の紹介

 ギーとはバターを加熱し油分を抽出した物です。つまりバターオイル100%!

 バターを熱することで微量に残る乳タンパクや乳糖、その他炎不純物をすべて分離させ純粋にオイル部分を抽出したものが、

今回のテーマの「ギー」です。

 
 ギーは、オリーブオイルやアボカドオイルと並んで、私が日常的に使っている油のひとつで、なんといってもその効能がすごい。さらにスモークポイントも高いので調理油としても役に立ちます。※乳製品の健康効果を最大限得るにはグラスフェッドのものに限りますので注意が必要です。

-主な健康成分-

 ・オメガ3脂肪酸(必須脂肪酸)
 ・オメガ9脂肪酸(オレイン酸)
 ・MCT(中鎖脂肪酸)
 ・CLA(共役リノール酸)
 ・酪酸(短鎖脂肪酸)
 ・脂溶性ビタミン(A、E、D、K)

 通常、腸内細菌が繊維質を分解することで生成される酪酸をギーにはすでに含まれています。

 まずギーほど酪酸を含む食材は他にありません。
 
 先程も述べましたが、酪酸は基本的に腸内細菌が食物繊維を分解して作り出す短鎖脂肪酸です。

短鎖脂肪酸(酪酸塩)は、

インスリン抵抗性を予防したり、GPR43という短鎖脂肪酸受容体を活性化することで脂肪細胞でのインスリン感受性を低下(体脂肪合成低下)させたり、腸内細菌達のエネルギーになったりと私たちの体内でとても重要な働きをもっているのです。
 
また、酪酸はIBS(過敏性腸症候群)をはじめとし、腸内で起こる炎症を改善、予防する効果があります。

胆汁酸という脂肪酸の分解吸収に必要で胆嚢から作られる物質生成のサポートもしてくれます。つまり脂肪の消化吸収も助けてくれるということです。

 
次に「CLA(共役リノール酸」

これは自然に存在していて、構造上トランス脂肪酸に分類されます。しかしマーガリンなどの人工的な、いわゆる体に悪とされるトランス脂肪酸とは別ものです。次のような働きを身体にもたらしてくれます。

 ・脂肪燃焼
 ・筋力筋量増加
 ・テストステロンの増加
 ・抗酸化能

                など。

ギーに含まれる共役リノール酸は体組成改善、パフォーマンス向上など様々な体にとって良い作用を期待できるのです。

 
 実際に私はスクランブルエッグを作るときや、ギーコーヒーを作る際グラスフェッドのギーを使用しますが、使い始めたときは明らかに身体に変化を実感しました。特に、脂肪燃焼効果や脳がクリアになる感じがしましたね。

 
これらの他にも、

ギーは必須脂肪酸のオメガ3脂肪酸や、オリーブ油にも豊富なオレイン酸、ケトン体を作り出す中鎖脂肪酸、脂溶性ビタミン群を含有しています。

ギーはバターから作れますし、スーパーやAmazonにも売っているので手に入れやすいです。グラスフェッドのものを買うようにしましょう!

 

 

 

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